ミカグラ学園組曲・第4話
あれ?脳天気さがウリ(だと思っている)ミカグラ学園組曲なのにこのアバンの暗さは何だ?
どうやら演劇部部長の赤間遊兎は過去に笑顔が完璧な弟が居て、両親の離婚の時に母親が弟を連れて行ったのに対して自分が父親の所に取り残されたのは弟の様な笑顔が出来ないからだ、と言うトラウマがあった。だから普段は作った笑顔を絶やさない様にしていた。
エルナは星鎖の屋敷の廊下で寝袋生活する事になった訳だが、キモイ寝言を言っているとそれだけで鳴海の攻撃の的になる。鳴海は星鎖に朝食を届けるところで、エルナには犬用の骨しか与えなかったものの、生活費はポイントから引くと言っていたのと、ワゴンの上にカップがみっつもあったので、ひょっとしたらちゃんと食べられたんじゃないのか。
対抗戦でひみを破ったものの、その後の星鎖との対戦ではオモチャの銃を撃てなかったエルナは、練習室でひみと練習を積む。そこに演劇部の一団が見学に来た。アバンを見た後だと赤閒の明るさは作ったものなんだなーと思うが、演劇部の他の部員が明るいからそれも背景になる。
練習試合でひみの身体を触ろうとしたセクハラエルナは、今度は演劇部と合同でルーキー戦に備えた練習をする事になった。エルナ面白いから他の一年生と一緒に教えたいと言うにゃみりんの提案で。
と言う事で結成されたのがエルナと演劇部の5人で結成された放課後<叫びが混乱してよく分からんが、後からエルナが放課後シックスって言っていた>。各々に放課後××ってニックネームが付いているが、何故エルナは放課後糸こんにゃく。演劇部と一緒だから差し入れの(エルナにとっては)豪勢な豚丼も食べられたりして和気藹々と練習を積む。まだちゃんとオモチャの銃が撃てない。
そんな状態ではあるが、ルーキー戦の日がやって来た。エルナの最初の対戦相手はあの書道部の花袋めいか。対戦ステージで本格的に対戦がはじまるが、或る意味めいかも急成長したんじゃないのか。だって、めいかが書道部に入部したのって、あのエルナがお断りされた時でしょ。それが今や能力のキューティーインクを発動させてエルナに迫るし、しかも動きだって軽快なんだから。そう言う意味では当初新入生の中で有望株と言われていた天文部の射水アスヒより強いんじゃないのか。
拮抗した戦いの中、形勢不利になったと思われたエルナだが、めいかのキューティーインクで書かれた馬に乗って優位点を占め、ここで本当にテンションマックスになったオモチャの銃を放つ。これを避けられなかっためいかのクリスタルが壊れ、エルナのルーキー戦初戦は勝利。終わった後もめいかも楽しい戦いだったねと。
放課後シックス解散式の時に赤閒はエルナに何故自分の仮面を見破ってるのに何も言わないんだと聞くが、あれはちょっと謎だったなあ。何故赤閒はエルナが自分の仮面を見破っていると思ったのだろうか。エルナの回答はそんな事気づいたからと言って友達じゃないとか思わないと。で、そしてそれは他の部員もきっと同じだよと。これで赤閒は仮面に捕らわれていた自分から解放されるきっかけとなる。
そして星鎖はエルナが赤間を解放したのを知るのだった。
いつもいつもなんて子なのだろうと思って来てるんだろうなあ。