舞台探訪・冴えない彼女の育てかた・第0話~第4話の東伏見・高戸橋周辺・のぞき坂
東伏見
第1話の最後で実は恵が倫也が春休みに運命的な出会いをした女の子と知って、第2話で連れ込んだお店は東伏見駅の北にあるコメダ珈琲店の保谷店です。
保谷店と言う名前ですが、最寄り駅は東伏見駅です。保谷駅からは遠いです。何故保谷店なのかと言うと、予想では保谷市と田無市が合併して西東京市になる前に開店したからだと思います。合併前はここは保谷市でした。と言う事は平成13年以前に開店した事になります。
店内は概ねこんな感じでした。
壁面が違うとか、左側の列の座席の向きが90度違うとかの違いはあります。恵と倫也が座っている席の窓は上の写真の新青梅街道側の窓になります。
高戸橋周辺
OPに登場する印象的な場面の一つです。すぐにどこか分かる場所です。
都電荒川線の沿線で、学習院下の踏切から高戸橋で都電が新目白通り側に左カーブする場所です。
みんながわたっているこの踏切、何を隠そうAMNESIA第10話で主人公ちゃんの靴が線路に挟まって抜けなくなり、あわや都電にひかれそうになる踏切です。みんなが危ない!w
これはそのカーブから逆に学習院下へ向かっての地点。第4話で詩羽の「恋するメトロノーム」の感想を電車内で恵から聞く場面です。
さてみなさん、この場面でお気づきの点がありますでしょうか。よく見ると山手線沿線の「ノザキのコンビーフ」の看板のごとく「白十字」の看板が無数にあります。これは作中では「百王字」に変えられてはいますが。
実はこのすぐ近くに白十字の旧本社ビルがあるのです。
凄い昭和的なビルで印象的です。
これは高戸橋のカーブから新目白通りを東に進んだ先にある面影橋の電停です。
第4話の都電の場面の最初に登場します。
のぞき坂
PVやキービジュアルでも登場するのぞき坂です。冴えない彼女の育てかたって、のぞき坂がメインの場面なんだ、と開始前に印象づけられました。まあ何しろ運命的な出会いのあった「ただの坂」ですから。
そして第3話でプロットが書けなくて挫折しかけていた倫也にもう一度運命的な出会い。
本当はのぞき坂の場面はもっと沢山ありますが、これ以外はやめておきます。
なぜならどうしても背後の住宅が大きく写るからです。
のぞき坂は昔から急坂として有名でしたので、自転車で挑戦する人など準観光客は居ました。偽物語でやはり阿良々木くんが自転車で挑戦しています。
が、今日行ってみてこれはマズイと思ったのはとても沢山の冴えカノ巡礼者が居て舞台場面を撮る為にその大勢が片っ端からマンションや住宅にカメラを向けているのを見たからです。私がマズイと思った程ですから、実際に住んでいる人にとってはこれは脅威です。のぞき坂で住宅にカメラを向ける行為は絶対にやめるべきです。道路を横断しながら坂道を撮った私が言えた義理ではありませんが、それでもやはりやめましょう。