美男高校地球防衛部LOVE!・第3話
由布院と鬼怒川が黒玉湯に来てみれば黒鳥先生がくるくるっと回った挙げ句にタオルをぽろり。由布院と鬼怒川が凄く嫌な顔をするが、いやあ銭湯に来てそれは無いだろう、と思う。行かないから分からないけど。
その黒鳥先生、バレー部のコーチを採用する筈だったのがバレエのコーチを間違って採用してしまった為にこの眉難高校の教師になったとか。しかしこれは黒鳥先生の責任じゃないし、別にバレエだって良いじゃないか。別の所に問題がありそうだが。

黒鳥先生は校内でバレエ部の部員の勧誘チラシを配っている。裏面は次の美男子コンテストで自分に投票してくれと言う内容で。あまり受け取る生徒が居ない中で、鳴子と蔵王が押し付けられる。箱根が良い紙使っていると言って喜んで貰うが、貰うまで紙の善し悪し分からんだろうに。まあ固そうな紙ってのは分かるかな。
黒鳥先生が投票依頼している美男子コンテストは毎月行われていて、旧制中学時代から今回で1579回目だと言う。12で割ると131なんですがそれは。大東亜戦争の時も欠かさず続いていたとして初回は明治14年頃(1881年)。アレクサンドル2世が暗殺されたとか、第一次ボーア戦争が停戦したとか、国会開設の詔書が出たとか。そう言えば大日本帝國憲法発布の勅語の中に「乃明治十四年十月十二日ノ詔命ヲ履践シ」ってありましたな。
毎月やっているので美男子コンテストをスルーしても良さそうなものだが、蔵王が下呂と張り合ったせいでどうやったら美男子コンテストで勝てるかと言う考証に入ってしまった。地球防衛部の活動もこれ位熱心にやって欲しいと嘆くウォンバット。
そこで討議の対象となったのは「モテとは何か?」。この場合、美男子コンテストでの事でもあるので、誰にモテるのかと言うと、男からモテる事だと言う。なんだやっぱりホモじゃないか。由布院は言う「女にモテても意味がない。女は裏切るが男は裏切らない」と。でも鳴子はすかさず「金はもっと裏切らない」と言う。いや、それはFXで有り金全部溶かしても言えるか考えてから言え。つい最近スイスフラン・ショックがあったばかりじゃないか(多分この回の脚本はもっと前に書いたんだよな)。
出て来た要素は「力、金、アニキ」

早速それを試す事に。
力は由布院がレスリング部かなにかの屈強な男との腕相撲勝負で試す事になった。由布院、そんな無謀な勝負に出ても勝てるかもしれないと言う勝算があったのか。しかし力負けしそうになり、相手を目で翻弄させて勝ちに。なんだ、やっぱりホモじゃないか。
金はトイレで鳴子が股間にある金、つまり金に満ちた預金通帳を見せて相手を籠絡(32億くらいあったね)。なんだ、やっぱりホモじゃないか。
アニキは掃除当番をしている三つ子の男の子に、蔵王が当番だから仕方なくやってる掃除なんて出来なくしてやるとモップを折り黒板消しを投げ飛ばし机を破壊して遊びに連れ出してしまった。
発端は蔵王が下呂に負けたくないと言う点だったのに、由布院や鳴子も票集めしてるみたいな形になってしまった。
一方で黒鳥先生の方には誰も集まらない。これが黒鳥先生を闇に落とす。格好のズンダニードルの標的とされ、金!銀!パール!プレゼント!されてしまった。
ズンダニードルによってブラックスワン化されてしまった黒鳥先生。怪人化する前に名前でバレてる。でもブラックスワンと言うと10年近く前に流行ったナシーム・ニコラス・タレブ理論を思い出すなあ。

恐ろしい事にブラックスワンの黒い羽根に射貫かれるとみんなブラックスワンに心を奪われてしまう。この有様を見た5人はバトルラヴァーズに変身するものの、彼らも黒い羽根に射貫かれてブラックスワンの虜に。特にぬけがけしたのが鬼怒川。あいつはああいう面があるw
由布院も鳴子も蔵王も吸い寄せられて、これじゃ勝てないじゃないかと思ったら箱根がけろりとしていた。俺、そういうのわかんないし、って、なんだそりゃ。逆に箱根はブラックスワンをハグしていつもの説教タイム。お前は誰かを好きになった事ないだろう、愛されるより愛する方がずっと気持ちいいんだぞ、自分で自分をもふもふしてみろと。
これで自分を愛する事に目覚めた黒鳥先生、事象的にはめでたく怪人化から解放されるのだが、果たしてこれで良かったのだろうか。単なるナルシストになっただけじゃないのか。この手のキャラのミルキィホームズの三千里先生とか、ジュエルペット ハッピネスの山田アーペル先生とかみたいになっただけの気もする。

