トリニティセブン・第7話
学園長の魔力が強すぎてアラタの魔力を文字通り吸ったリーゼロッテが敵わない。仕方ないので色仕掛け。
ものの見事に学園長がひっかかってすっ飛ばされる。飛ばされて、なんであんな綺麗な人の形の穴ができるのか。
リーゼロッテの反応を感じてアラタとミラとアキオがもうやって来たのかと、愈々アラタが早急にアキオの魔法を使える様になる必要に迫られるのだが、魔道書のソラ曰くもうプロセスはあらかた実行済みだと言う。じゃあアキオの魔法を使える様にするかと言ってソラが人間化。そしてどうやったのか分からないがめでたくアキオの魔法を会得した。代わりにアキオが力尽きるけど。
セリナを寝かせている部屋にはリリスやレヴィが控えていたが、そこに学園長を排除したリーゼロッテが入って来た。レヴィの縄の罠で一回は宙吊りになるが、それとてあっさり切って自由になるんじゃあまり意味がないな。リーゼロッテはセリナの傍らに寄ってセリナも私達の方に連れて行ってやりたいがそれは無理だと告げた。「私達の方」と言うのがひっかかったが、未だ誰か背後に居るって事か。
とりあえず学園長に対抗する為にあなた達の魔力を全部吸い取っちゃうねと言ったところでアキオの魔力を会得したアラタ参上。首尾良くアラタ自身の魔力も取り戻す事が出来たのだが、リーゼロッテから魔王候補の力を奪うには胸を触らないといけない。しかしリーゼロッテの動きが速い。と言ってもレヴィってこれよりもさらに速かったんだよね。
アラタから再度魔力を吸い取る為にリーゼロッテが時空裂壊(バアル・ペオル)を発動。リーゼロッテとアラタとソラを超高速の時間進行に入れて、他のリリス達が止まった様な状態になった。ああ、これ、STAR TREKで見た事あります。「惑星スカロスの高速人間 Wink of an Eye」ですな。是非とも元の時間世界に居るリリス達には「ぶんぶんする音が聞こえる」「何かが触った!」と言って欲しかったw
この魔法について色々説明がされるのだが、廚二な単語が飛び交って「わかんない、わかんない、わかんない、ジューくんの言うことは昔っからなに一つこれっぽっちもわかんないのよ!」状態。取り敢えず何か飲んだ訳ではないけど、高速世界に入ったって事で。
リーゼロッテの胸を掴んで魔王の力を奪おうとするアラタ、そのアラタから再度魔力を吸い取ろうとするリーゼロッテ。その勝負はリーゼロッテがアラタに再度べろちゅーする事で勝った様に見えたが、アラタの手に見えたマントラはイミテーションでその実は舌に刻印されていた。そこにべろちゅーしたものだからリーゼロッテの魔力が暴走。
負けを認めたリーゼロッテは最後の力でアラタとソラを元の世界に戻して自分はそこに取り残される道を選んだ。いつかセリナが魔法の修行を積んでここにやって来られる日まで。そしてその時はアラタに直に胸を触らせてあげるとも。
と言う事で、元の世界に戻ったアラタが揉みしだくのはリリスの胸。なぜ、そこでリリスの胸を。
学園長としてはあそこでリーゼロッテを行かせた事で、リーゼロッテやアラタのみならず、他の生徒達も成長したのを喜んでいた。が、それも束の間、あいつらが来たとか。