クロスアンジュ 天使と竜の輪舞・第2話
次回予告が第1話の時と同じノリで何よりですw
そして少なくとも序盤程度はえっちぃノリでも行く感じ。
サブタイの「まつろわぬ魂」の通りにアルゼナルに送り込まれた事を受け入れられないアンジュ。往生際が悪い様に見えるが、これは仕方あるまい。昨日まで皇女殿下だったのだからそう易易と受け入れられる筈がない。
そのアンジュが配属されたのが第一中隊。エマがびっくりする様な部隊らしい。中隊長が冒頭で見たような大変なスケコマシだったし、癖のあるヤツが多そうな気もする。しかし物語に登場する中隊とか小隊で癖のあるヤツの居ない部隊なんて無いからなあw
中隊副長のサリアは少なくとも今回の話を見た限りでは至極まっとうな感じで、隊長の大雑把さと副長の几帳面さのバランスでうまく成り立っているのではないか。
事態を呑み込めないアンジュは今日からお前が配属される仲間だと言われても「これ」扱い。これも昨日まで皇女殿下だったのだから配慮とか全然出来ないのだろう。
すぐに訓練が始まる。サリアからパイロットスーツを渡されるものの、露出が多いし汚れているし戦死した隊員のお下がりだしでこんなもの着られないと言ったら、お望みの通りに真っ裸で外に放り出されて後悔する事に。ただ、自分一人では着られませんw
そしてそのままパラメイルのシミュレーターに搭乗。操縦方法とか学習させないんだろうか。シミュレーターとは言ってもそのまま放り出されるアンジュや新兵。それでも何とか飛べるのは航行装置が優秀だと言う事だろうか。しかしこの感覚、アンジュは思い出した。学園で競技していたエアリアと同じだと。ああ、そうか、あの第一話のあの競技は仲間だと思っていた相手から見放されると言う演出だけでなく、ここで生きると言う事か。誰もが予想しなかったアンジュの乗りこなしに皆が驚愕。
アンジュの能力はパラメイルの乗りこなしだけでなく、皇族としてスポーツにも鍛えられたのが様々な訓練で発揮された。
能力を示しても相も変わらぬノーマを見下した態度に周りの反発はキツイ。こんなものよく食べられるなとか。まあ口に合わない物が食べられないのはよく分かるよ、私も酷い偏食だからw しかしそうやって席を立った後で中隊に同じ様にちょっと先に配属されていた新兵の二人に会う。特にココの方がアンジュにぞっこんで、自分の為に取っておいたプリンをくれる程に。だが、買い物に付き合ってくれたココのくれたプリンをアンジュは部屋に戻ってから捨てるのだった。ココ、やばいなあと思ったが、このプリンはまずいフラグだな。
これは後から後悔する事になる。ゾーラに襲われかけた時に出撃命令。訓練なんてどれだけしたのか分からないが、新兵ともども第一中隊はドラゴンとの交戦の為に実戦へ臨む。でもあれですよ、ミスルギ皇国に戻りたい戻りたいなんて言っていたアンジュが自分で操縦出来る乗り物に乗って外に出たのだから、そりゃそのまま逃走始めてもおかしくない。
編隊を崩して逃れたアンジュをサリアが追う。しかしもっと意外な人物がアンジュを追って来た。あのアンジュにぞっこんだったココだ。皇女様とならどこまでも一緒に行きますと。
その次の瞬間、ココが機体ごと真っ二つに。ドラゴンが出現して撃ちぬかれた。
さあ、アンジュ、あんたのせいだ。いや、どこに居てもそうだったのかもしれないが、アンジュはそう思ったろう。プリンをくれたけど、そのプリンを捨てて善意も捨てた、そのココが、アンジュを慕って着いて来たその結果がこれだよ。
漸く、現実を受け入れるきっかけが出来たかな。
その為に犠牲が必要なんだろうなとは思ったが、気の毒なキャラ、ココ。