天体のメソッド・第2話
6時に起きた乃々香。今日は朝練ですか?(をい
6:45でゆったりしていたら、父がそんな格好でいいのか?と。きょとんとする乃々香に、だって始業式じゃないかと。乃々香、東京の夏休みの感覚だった。8月なら夏休みなんだけど、北海道だと8月の中旬にもう始業式来ちゃうからね。私も小学校に入った時は東京だったのが、途中で北海道に転校して「え?もう夏休み終わり?」って感覚があった。
ノエルと遊ぶ事も出来ず、急いで乗ったバスにはあのお店の子椎原こはる。同じ学校の子でした。うん、まあ壮瞥町なら学校もそんなに無いだろうし。
学校に到着・・・
おい!
これは酷い!
選ぶに事欠いて北海道庁の旧庁舎の赤レンガかよ!
せめて北大農学部の校舎でも使えよw
いやマジで赤レンガよりはマシだろ。
こはると同じクラスになったし、戸川汐音の隣にもなったが、汐音は全然取り付く島がない。
授業が終わってこはるが一緒に帰ろうと声をかけた時に、乃々香が自分の家が霧弥湖湖畔に近いと言ったらそれを聞きつけた水坂柚季がいきなり迫って来た。霧弥湖町に住んでいる事に反応するって事はこの学校にはそこ以外からも来ている子が多いと言う事で、きっとこの学校は北3条西6丁目付近にあるんだね(をい
ちなみにその後柚季が乃々香の手を引っ張って廊下から階段を降りて行く場面があるが、
これって本当に赤レンガの内部そのままだと思う。確か現在は観光目的で入れる筈なので内部も舞台探訪出来る。私が入ったのは昭和三十年代で未だ普通に道庁の本庁舎として使われている時代だったけど。
行った先の喫茶店で柚季が熱弁。あの円盤をこのままにしていいのかと。ああ、第1話で円盤をあのままにして良いのかと私も思ったが、ちゃんとこの物語の中でそう思っている人は居るんだ。但し、その後の行動がヤバイ。円盤反対って、円盤を反対してどーすんだ。それって東京ESPでESP反対って言っていたのと同質で、存在そのものを反対してどうするのか。円盤追放なら未だ分かる。
結局こはるの店の営業妨害をしたせいで怒ったこはるから逃げてしまう。
次に役所に行って円盤係の偉い人を出せとか。なぜそう言う役に立たなそうな行動をするか。
円盤をあのままにして、洞爺湖霧弥湖の中島にだけは渡れない様にしたと言うのは確かにおかしい。その処置そのまものを憤慨する点だけは柚季には同意したい。中島が危ないのなら湖畔一体も危ないじゃないか。
ペットボトルロケットを持ちだして円盤目がけて打ち上げようとするのだが、だからそれじゃどうにもならんて。荷物の引っ張り合いで乃々香ごと湖に落ちて、乃々香を怒らせちゃったなと思う柚季だったが、乃々香はそれは気にせず、花火のできなくなった霧弥湖に持つ不満は柚季と一緒でペットボトルロケットの打ち上げを手伝った。
そんな円盤に対するわだかまった気持ちのある乃々香だが、それをノエルはどう思って聞いたのか。他人事?