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魔弾の王と戦姫・第1話

またファンタジー系戦闘モノかと思ったら、少なくとも主人公のティグルヴルムド=ヴォルン伯爵は普通の人間の技の使い手。弱小貴族ながら自分の技の修練を積んで磨き上げ、その技によって他社を魅了する。この主人公に好感が持てたので物語全体の印象が全く違った。女性キャラを色々魅せるのもさることながら、男性キャラがどれだけ好感度が高いかが見続けるかどうかの大きな境目になりそうだ。「あっちこっち」はそれで見なかったからなあ。

敵ジスタート王国軍の5倍の兵力を動員して負ける筈がないと驕っていたブリューヌ王国軍だったが、ジスタートの戦姫エレオノーラ=ヴィルターリアが果敢な夜襲を敢行するとあっと言う間に瓦解。必勝を期して軍を率いて来た王子は戦士し、我先にと逃げるブリューヌ王国軍。その戦場に残って従者などを探していたティグルがたまたま戦姫のエレンを見かけて敵将を倒して味方への追撃を止めようとしたのだが、流石に戦姫の方が上手だった。ただ、一方的な戦いになってしまってつまらぬ思いをしていたエレンには真っ向から弓を弾いて来たティグルがいたく気に入ってしまった。

そんな訳でティグルはエレンの捕虜となり、ブリューヌには莫大な身代金が要求される。ティグルの領地アルサスの税収の3年分。そんなものティグルに払える筈がない。まあエレンはそれを理由にティグルを抱えておきたかったのだろう。

エレンはティグルにやって貰いたい事があると言って矢場へ連れて行く。そこで腕を見せろと言う訳だが与えられた弓が酷すぎた。但しそれでもティグルは二射してその弓の具合を確かめる。あまりに逸れるものだから観客はどうしたと囃し立てるが、それは次の瞬間に驚愕に変わる。エレンを狙った暗殺者をティグルが発見するが、エレンはそれを防御。リムアリーシャが追わせるが、ティグルが殺すのか捕まえるのかと聞いて、捕まえるのならと遙か遠くの暗殺者の足目がけて矢をいって見事に仕留めた。これを以て一気にティグルがエレンの所で一目置かれる様になった。

とは言っても敵国の人間であるのは間違いなく、水浴びも遠慮して離れた水場に行ってみたらそこではエレンが水浴び中。動揺しないエレンだが、流石に戦姫で、裸を見られておたおたする訳には行かない心構えが出来ていた。これがいつかティグルに裸を見られてドキドキしちゃう日が来るんですかねw

しかしティグルは適地でのんびりしている訳には行かなくなった。領地のアルサスにテナルディエ公爵軍が迫っているとの急が入る。人質の身ながら領地の危機に黙っていられないと、ティグルはエレンの所を出立しようとするが、その眼前にエレンが。

これ、エレンが一緒に行く展開になりそうだなあ。

冒頭でも書いたが、ファンタジー系戦闘モノはもういいよと思っているが、主人公の爽やかさと、普通の武器で技量を見せる点が好印象。多分見続ける。

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