失われた未来を求めて・第1話
アバンが暗そうな感じだったので本編が始まってもいずれああなるのかなと思いつつ見始めたが、そんなものをぶっ飛ばすもっと気になる事が起きた。
あれ、なんだ、主線がやたらと太い。絵が微妙。そうだ、この感覚はCGアニメだ。
と思って見てみても、普通に手で作画した様な感じでもある。
それがずっと気になったw
主だったキャラは天文学会の部員。秋山奏は佐々木佳織と一緒に住んでいるが、一応他人同士らしい。幼なじみではあるが。佳織はかなり奏の事を意識している。告白を断ったと言うのも多分それが理由。
校内の揉め事を暴力で片付ける女支倉愛理。実はこの子も奏の事が好きらしいが、佳織の友達で佳織の方を応援してしまうと言う気の毒な役回り。
校内の揉め事を秘密情報で片付ける女華宮凪沙。いくらファンクラブがあちこちに居ると言っても、そのものズバリの瞬間をどうやったら撮れるんだ。
米国にハニーが居ると言う長船・KENNY・英太郎。こいつも愛理と一緒になって力をふるうから天文学会は無敵だなw
奏と佳織の間をなんとかしようと、愛理が奏を好きだとは知っていても愛理が言った事らしいので手伝う三人。
それが実ってとうとう告白をした佳織。
ここからだ、ここから佳織に死亡フラグが見えて来た。あの状態で佳織を一人返すとか、これが最後の場面だったみたいなドアの閉め方するとか、どんどん死亡フラグが立って行く。
危惧されたとおり佳織はバスに轢かれて・・・・
第一話でヒロインがこんな事になるとか、どこの「君が望む永遠」だよ!
と思ったら、この作品はその直後にある時点に時間が遡ってしまった。これは何かの力によって分岐点を変えてやり直す話だろうか。案の定、ちょっと流れが変わったところで奏が裸で倒れていた女の子を拾ってしまった。
まあ、話の方は先を見てみたいと言う感じだったのだが、何しろCGみたいな作画が気になった。どうやって作っているんだう。ただ、何しろこの手の作品にこんな作法してもあまり意味が無いんじゃないのか。アルペジオとか、シドニアの騎士とか、周りの兵器などがCGとして意味があるのならまだしも、単なる学園生活(いや、時間は巻き戻ったが)の風景の中でキャラが動く作品には時期尚早だと思う。
ぐぐってみた原作の絵からはかけ離れていて、しかもレベルが格段に落ちた印象なので、これは原作ファンがお怒りなんじゃなかろうか。