甘城ブリリアントパーク・第4話
「秘書が使えない!」って事は、いすずが使えないのか。どう使えないのかと見ていたら、ヤクザな幼稚園児の来園者の相手が全く出来ないとか。それはまあ相手が悪いのでしょうがないんじゃないか。
その後の園内で噴出する問題は、トリケンが一週間もかけて作った新しい看板のデザインがいけてないのを西也があっさり修正。トリケン、もうちょっと使える奴だと思っていたのに。食材が足りない、いつもの業者では対応が出来ないと言う件ではいすずがこれから新しい業者を探そうとしたのを西也が既に通じていた業者に連絡して発注。経理が不必要ではないかと指摘した部分はあっさり必要だと告げる。ガタが来たポンプはせんとがメーカーに修繕部品の問い合わせをしようとしたのを1台を止めてそれを残る2台の部品に回す。などなど、警備モニタをチョップで直すとか異能すぎるだろw
だからここまではいすずが使えないと言うより、西也が使えすぎるんじゃないかと思った。ところがいすずがモッフル達の所へ行ったのを狙って入って来た4妖精の言い分は違った。ちょっといすずの様子を西也に見て欲しいと。
いすずはモッフル達が部品がもうボロボロになったので何とかして欲しいと言うのを悉くマスケット銃で脅して黙らせている。なるほど、これはいかん。それはともかく、4妖精がわざわざこれを見せに西也を連れ出したと言う事は、4妖精も何かマスケット銃で黙らせられたと言う事か。
西也はせんとを呼びつけてあんな高圧的に言い従えるのはダメだと言う。いすずは西也だって高圧的じゃないかと言い返すが、西也は確かに自分も高圧的だが、相手を納得させていると。こんな調子でこの一年間支配人代理をやって来たのか、俺の足を引っ張るなと言われてせんとは頭に血が上って思わず壁ドン。
翌日、ラティファを見舞った西也だったが、ラティファが大分良くなったので外の空気を吸いたいと言って観覧車に誘う。ありゃー、実は西也、高いところが苦手だったのか。いつもは何でも完璧にこなすぜと言う様子の西也だったので、高いところが苦手なのは誰にも話すなとラティファに言う。特にせんとにはと。この場面はラティファ絡みのエピソードなのかと思ったら、後でせんと相手に使われるんだ。
その後はずっとせんとと気まずい関係。そしてある大雨の日。あの予備機から部品を使って運転させる事にしたポンプが連続稼働で故障を起こしてしまった。排水が出来ずに地下施設が水浸しになりかけている。そんな事になったら一ヶ月は営業不能となる。
何を最優先事項にするか悩む西也だったが、いすずがすぐに動いた。対策本部を設置して次々と対応措置の命令を飛ばす。臨時のポンプを稼働させ、それが間に合わない所はバケツリレーで。せんとの指令で動き出すキャスト達。
雨も小止みになり、ポンプも復旧。最後の見回りを西也といすずがするが、その時にいすずが自分は実は元々は近衛兵だったと打ち明ける。それが姫殿下をお助けしろとブリリアントパークに送り出されたのだが、そもそもが軍人だったから命令を出して言い従えさせる事しか出来ていなかった。そうして支配人代理を失敗したと言う。その苛立ちが西也の指摘で壁ドンに吹き出したのだが、西也は挫折だったら俺だってしている、子役だった時代に急に高い所が苦手になって、その後子役をやめたのだと。俺の挫折に比べたらお前のはちっぽけな挫折だ、それにせんとはみんなに嫌われてなんかいないぞと。
そんな訳で今回の危機は乗り切ったのだが、せんとが軍人気質なのはすぐにはどうにもならない訳で、使える秘書になれるのかどうか。
あ、次回、とうとう資金が尽きるのね・・・