甘城ブリリアントパーク・第1話
やっと見られましたよ甘城ブリリアントパーク。ふもっふ君のそっくりさん以外事前情報をろくに見ていなかったが、始まった画面を見てすぐに京アニと分かった。まあ絵が特徴的だから。そして話が進むにつれてシリアス面の濃い京アニ作品よりも、コメディ面の強い京アニ作品かな?と思った。後者の方が好きだから、そうであると嬉しい。
いきなり千斗いすずにマスケット銃を突きつけられて次の休みに私と一緒に遊園地に行きなさいと言われた可児江西也。行き先が甘城ブリリアントパークと聞いてお断りしようとしたら、本気で銃を撃ついすず。
仕方ないので西也は当日格好をつけて駅の待ち合わせ場所に行っていすずと落ち合った。バスに乗って甘城ブリリアントパークに近づき、城が見えた所でバス停の名も甘城ブリリアントパークだったので降りようとしたら、あれは売却されてラブホになった城らしい。
甘城ブリリアントパークとは全く縁もゆかりもない名前のバス停で降りて入口にたった西也だが、そこには見るも無惨なテーマパークの入口が。見るも無惨なのは入口だけではなく、ありとあらゆるアトラクションが悲惨な状態だった。これ、もうとっくに廃園になっていても不思議じゃないだろう。ジェットコースターがノロノロでスリルが無いと言うが、いや、あれだけ整備が悪かったらいつ落下するか分かったもんじゃなくてハラハラだろうにw
モッフルのお菓子ハウスでは厨房に出現するねずみを退治するアトラクションだったが、難易度高すぎの上に、たった13匹しか殺せなかったねとか、演出が酷い。その上、お菓子ハウスのモッフル君との記念撮影を見てみたら、みんなサバゲーの格好w いや、これって逆にさばげ部にアピールしたら人が入るんじゃ。
そしてこのモッフル君が曲者。西也にはいらつくキャラにしか見えず、挙げ句の果てに強烈なパンチまでお見舞いされてしまった。中の人はどうしてるんだと言う西也に中の人など居ないと言ういすずの答に、私も西也と同じ印象を受けたが、西也がこちらと同じ反応を示したせいでかえって「これは違うな」と言う印象を受けた。
エレメンタリオでは4人の妖精のシアターなのだが・・・痛々しい状態。でも妖精が可愛いのでこれは頑張れば何とかなるんじゃ。
ひととおり回って西也に感想を聞くいすず。西也はどれもこれも微妙だと言う。いや、微妙以下だろこれじゃと思うのだが。西也は子供を騙すにはまずは本人がその気にならなくちゃダメなんだと思わず熱弁をふるうが、それはただの高校生が言える台詞じゃないわねと。そしていすずが調べ上げた西也の経歴。嘗て名子役をやっていたが、5年前にふっつりと登場しなくなったと言う。
そんなヤツは死んだ、もう居ないと立ち去ろうとした西也に最後にここの名物のコロッケを食べて見てくれと差し出すいすず。このコロッケが実はうまい。思わず3個とも食べてしまった西也にいすずはこれを作った人に会わせてやると言う。
行った先の城にはお姫様の様な人が。名はラティファ・フルーランザ、この甘城ブリリアントパークの支配人。彼女が毎日このコロッケを作っている。
そして人払いをして西也と二人だけで話すには、この甘城ブリリアントパークは魔法が使えるメープルランドの住人によって運営されて来たが、今や廃園寸前。このテーマパークを西也が支配人になって救ってくれと言う。そんな魔法なんて信じられないと言う西也にラティファは証拠を見せましょうと。
気を失った西也は翌日自分の部屋のベッドで気がつくが、浴室には裸のいすずが。何故あいつが俺の家にいるのかと母を叩き起こして見れば昨日気を失った西也をいすずが連れて来たのだと言う。そして夜遅くなったので泊めてやったと。そう言う母の姿を見ていると、西也には不思議な反応が起きて母の内心が聞こえてしまった。
これこそが魔法。
いすずがどこからともなくマスケット銃を取り出したのも、ギャグ演出じゃなくて魔法w
いいね。楽しい系の京アニの作品。
これは面白そう。