« 俺、ツインテールになります。・第1話 | Start | 舞台探訪・四月は君の嘘・第一話の大泉学園、石神井公園、練馬 »

甘城ブリリアントパーク・第2話

姫様の接吻によって魔法の力を得た西也。相手の頭の中が読める様になる。但し、同じ相手には一度だけ。さっそくいすずに使っちゃったからもういすずの心は読めない。まあ妥当な線だと思う。この先いくらでもいすずの心の中が見えてしまっては話の展開が単純になってしまう。

マスケット銃で脅されて西也はこの後甘城ブリリアントパークへ。
参考資料
その頃甘城ブリリアントパークではキャスト達の荒んだ状況が繰り広げられていた。客は来ないし、来ても酷い子供だったり。マカロンとティラミーはそれで喧嘩しちゃったりして。4精霊は元々ちょっとおかしい性格みたいなので、これが普通かもしれない。

事務棟に連れて来られた西也は今日は会わせたい人がいる、それは我々の敵だと。やって来たのは甘城企画の人間。甘城ブリリアントパークと交わした契約では5年連続して入園者が50万人を切ったら閉園にしろと言うものだった。甘ブリはこれまでの4年間、目標の来場者数を満たせずに赤字を垂れ流していた。そして今年、8月1日には5年目の最後を迎える。年頭からこの5月迄の来場者数は25万人。残り3ヶ月で達成出来るのかと。
参考資料

実はいすずの話ではこの世界にあるテーマパークの多くは色々な魔法の国のエネルギー供給源となっていた。来園者が満足して帰ったその気持ちが魔法の国の住人のエネルギーになる。もしそれが途絶えたら消え去るのみなのだと。本当に死活問題。

迫る甘城企画の栗栖隆也にあのいすずが押されて有効な反論が出来ない。夏休みになったら来園者がと言ったところで、夏休みは7月の下旬に始まる。わずか1~2週間でどうなるのかと。5月だと言っていたが、多分もうGWは過ぎてるよね。

目標を達成するのにはどれだけの家族が来て、1家族あたりどれだけお金を落としていかなければならないか計算してみるかと言う栗栖に、西也は速攻で概算値を出す。

取り敢えず今日は帰った甘城企画だが、この状態を助けて欲しいと言ういすずに西也は嫌だと。大体自分みたいな人間ではなく、ちゃんとしたプロモーターを雇ったらどうだと言うのだが、誰もが逃げてしまったのだそうだ。

マスケット銃を突きつけられたから。
をいw

いすずの頼みを断って外に出た西也だったが、バスを待っていたらそこにさっきの栗栖がやって来た。君はあの児玉誠也なんだろう?と。没落する相手とつるんでいたら同じ事になるぞと言う栗栖に西也はちょっとカチンと来た模様。

支配人の就任を断った西也はラティファから授かった魔法の力を戻して貰おうともう一度甘ブリに来たが、そこではラティファからの重要な発表がキャスト、つまり臣民に告げられていた。キャスト達も薄々気が付いていたが、とうとうもうダメですと言うのを聞かされる事になるのだな話し合う。

案の定、ラティファはキャスト達に向かって8月1日には閉園する事になるだろう、自分の無力さを謝るし、キャスト達には何とか次の行き先を用意したいと。しかし   が叫んだ。或程度の人気者なら行き先があるかもしれないが、自分の様なキャストには行き先が無いと。それをなだめようとしたモッフルと言い争いになる。

この経緯をずっと聞いていた西也。キャスト達の中にずかずかと入って来て、こんなのだからダメなんだ。あの来栖が何と言っていたか知っているか?こんなテーマパークに来る客は馬鹿だと言っていたぞと。キャスト達の怒りを煽る西也。そして西也は宣言した、この俺が支配人となって立て直す。残り3ヶ月で25万人集めて見せると。
参考資料

ラティファといすずと3人になった場所では西也は正直に成算は無いと言う。だが、何もしないでこのままで終わらせないとも。

こうして翌日、いきなり西也が取った施策は臨時休園にして今日は一日キャストで園内の全域清掃だった。
うん、まあ妥当な線じゃなだろうか。
ゴミが池に浮いていたしね。

ただ、次回は「テコ入れが効かない!」。
そう甘くは行かないね。

|

« 俺、ツインテールになります。・第1話 | Start | 舞台探訪・四月は君の嘘・第一話の大泉学園、石神井公園、練馬 »

TrackBack


Folgende Weblogs beziehen sich auf 甘城ブリリアントパーク・第2話:

« 俺、ツインテールになります。・第1話 | Start | 舞台探訪・四月は君の嘘・第一話の大泉学園、石神井公園、練馬 »