さばげぶっ!・第9話
モモカ、未だに普通の女の子の生活に未練があるのかペットカフェに飼い犬のジョセフィーヌを連れて行く。ジョセフィーヌって、カモじゃん。そうまでして行きたかったのか。
カモには適当にドッグフードを注文して、自分は蘭花・フランボワーズの初恋シフォンケーキを注文。ところが出て来たのはドッグフードは立派な食事の姿をしていたのに対して、フランボワーズの初恋シフォンケーキは小さな欠片。思わずモモカはなんだこのレーションは!と。すっかりさばげ部に染まってるじゃないか。
自分のレーションに対してカモの料理が立派に見えるモモカはカモから強奪。しかしナレーションのとおり、見栄えは良くてもそれはドッグフード。カモとの争奪戦になって周りの客から顰蹙を買う。
そこにオーナーがやって来る。その結果両者のペット比べに事態が発展。モモカはステージ上で寝ている犬がそれかと勝負を受けたが、実際に登場したのは精悍な犬だった。
カフェオーナー犬神(犬上かも)の命令を着実にこなすオーナーの犬。モモカの命令を強制的にやらされるモモカのカモ。しかし犬と違ってカモでは飼い主のハンカチの臭いなど分からない。全部の箱を開けて漸くモモカのハンカチに辿り着く。ここに至って漸くカモがワンちゃん以外のド畜生とオーナーは気づくのだが、遅すぎるだろ。
しかしここで事件が起きた。例のブルドッグみたいなのがステージ上にあったサーカス団から安く譲り受けたと言う火の輪くぐりの道具を着火してしまい、ステージ上の箱に燃え移る。炎に怯える動物はそこを越えられず二人のペットに危機が迫るが、カモはモモカへの攻撃の為に炎を越えた。
例えどんな理由であれ、負けは負けとオーナーは犬に限らないペットカフェにとそう言った途端にやって来たのは美煌。ライオンに跨って。たった今決まったどんなペットでもってのを一体いつ聞いた。
プールサイドで優雅に寛ぐうらら。美煌の家とか別荘のプールかと思ったら、学校のプールだった。水泳部がお休みで借りられたらしい。うららと摩耶とかよの三人の組み合わせで、美煌とモモカはどうしたのかと思ったら、美煌は別件の用事、モモカはうららが用意した紐水着を見て逃げたとの事。
そんな時に悲劇は起きる。見回りの教師が外からプールの鍵をかけてしまった。普通は中を確認してから閉めるだろうし(体育倉庫でもあるまいし)、そもそもプールの借用届けが出ている筈なのに何も考えずに鍵をかけてしまう。
まあ佐倉先生だから仕方ない。
他に出口が無く、窓も無い学校の室内プールに閉じこめられ、明日までここに居なくてはならなくなった三人。いや、非常口も無いプールってヤバイだろ。
水から外に上がってみたら暖房を切られて水の中の方がまだマシと言う状態。何とか温度を上げる方法は無いのかとかよに知恵を求められるが、そんなボイル・シャルルの法則を持ち出してもすぐにダメだと分かるだろう。
そのうちに非常事態がうららを襲った。まあ冷えてきたしトイレに行きたくなったのだ。上に上がってからやれと言われたものの、そんな事も出来ず、とうとうプールに入ったまま開放感を味わう事に。やっちゃったうららは凄い罪悪感に見舞われているみたいだが、摩耶とかよはそんなに抵抗感を見せてないね。て言うか、うららはどうせ避けられない運命ならそぶりも見せずにやってしまえば良かったのにw
かよは眠気に襲われて水没してしむのを免れる方法を思いついた。それは打撃を与える事。よっしゃ、やりましょうと、既に本来の目的を見失ったかの様なうらら。
そこへ漸く事態(プールを借り切ったと言う事)を知った美煌がやって来る。こんな面白い事をやっていると最初から言ってくれたら用事をほっぽらかして来たのにと。ところがプールの入口は鍵が掛けられていて開かない。この私を入れないつもりかとピッキングで扉を開ける。てっきり銃撃で破壊するのかと思ったのだが。
しかし開けて見たら中は惨劇が。
どれだけ殴り合ったんだか。
今回のゲームはオーストラリアでサバゲー。現地のチームが登場するのかと思ったら、日本から連れて来た老人会のサバゲ部が相手だった。色々なんでそんなゲームを設定したんだと聞きたくなる取り合わせ。
秒速1cmのじーさんと徘徊ばーさんを見て、こんなチョロい相手すぐに始末してオーストリア見物だと思うモモカ。さばげ部の方は落第したおかげで免許を持っている美煌がバイクで、残りはからあげ☆レモン氏の運転する大型トレーラートラックに乗車。
チョロい相手と思われていた老人会サバゲ部は秒速1cmじーさんと徘徊ばーさんを除いたら極めて元気な老人達。例によって一番に摩耶が血祭りに上げられる。美煌によって前に出されたばーさんをここが狙い目とうららとかよが狙うがよぼよぼディフェンスにやられて返り討ち。さばげ部、あっと言う間に三人やられた。
美煌はバイク同士の対決となり、モモカの所によぼよぼディフェンスの老人が向かった。老人はやはりよぼよぼディフェンスを見せるが、そんなもの鬼畜にして悪魔のモモカに効く訳がないじゃないか。
残ったヘリに対して、モモカはからあげ☆レモンに「大丈夫だ、おまえなら飛べる!」と煽ってトラックをヘリへぶつけさせる。でも自分はその直前に飛び降りるんだけどね。でも飛び降りたらそれはそれで危険だったんじゃないのか。
美煌の方は相討ちで、残ったモモカが単独ゴール。てっきり秒速1cmに撃たれるんじゃないかとも思ったが。ゲームが終わってシドニーのオペラハウスの見えるジャグジーで一息入れるさばげ部と老人会。でも予想通り徘徊ばーさんを忘れて来たね。