新ラジオ会館へのテナント回帰状況
今月7月20日にいよいよオープンする新ラジオ会館ですが、解体前の旧ラジオ会館の時と比べてテナントの状況はどうなるのか、それを表にしました。
旧ラジオ会館側で灰色の色がついているテナントは新ラジオ会館に入らないテナントです。
新ラジオ会館側で青色の色がついているテナントは新ラジオ会館からの新規参入テナントです。
また、新ラジオ会館側で太文字になっているテナントは現在AKIBAカルチャーズZONEに入っているテナントです。
旧ラジオ会館に入っていた中ではコトブキヤの名前が新ラジオ会館に見られません。コトブキヤは旧ラジオ会館時代は1階の一等地に入っていて、秋葉原駅を降りた人達がほぼ必ず通過する様な場所でした。おかげで増えていた秋葉原観光客がおみやげグッズを求めに入る好立地でした。今回、どう言う交渉があったのかは分かりませんが、新ラジオ会館には戻って来ていません。場所取りが不調だったのか、賃貸料が合わなかったのか、どこからか風の噂を聞きたいところです。コトブキヤは現在は嘗てラオックスが入っていた岡嶋ビルを一棟借りしており、そこもなかなかの立地条件なのでそのままなのかもしれません。
新ラジオ会館にはK-BOOKSが大きく育ってw帰って来ました。2フロア独占です。
注目点はボークスです。8階にボークスの名前がありますが、ボークスのレンタルショーケースの「お宝天国」はどうなるのでしょうか。ラジオ会館新築の期間、ボークスは秋葉原電波会館の向かい側にプレハブ仮建築のラジオ会館3号館ホビー天国に入っています。ここがまた立地が非常に良く、ボークスのレンタルショーケースは嘗てとは比べものにならない程お客さんが入っています。レンタルショーケースは一見さんに非常に相性が良いと思います。ところがこれが昔の様にラジオ会館の上の階となると来客数は激減です。ドールを買うお客さんの様にボークスに行くぞと言う意識のある人達と違いますので。かと言ってコトブキヤの様に今の場所に居座る訳には行かないでしょう。今のラジオ会館3号館は明らかに仮建築です。
もうひとつの注目点は太字の「今はAKIBAカルチャーズZONE(以下、アキバカ)に居る」テナントです。K-BOOKSは今のアキバカの店舗に移転計画を大きく掲示していますので、アキバカからは居なくなります。それだけでもアキバカは1階と2階の全フロアが空きになると言う事態になるのですが、アストップとかTRIOとかどうするのでしょう。TRIOはこれを踏まえてか、一時アキバカで3階の他に4階にも拡張していたのを3階のみに縮退していました。ハビコロ玩具はアキバカにも店舗がありますが、そもそもラジオ会館1号館に避難していた店が戻るだけとも思うと、アキバカの店舗は残りそうです。そうだとしてもピエリ守山化しそうなアキバカにいつまで残れるか、アキバカを所有するジェイコム男ことB・N・F氏がどんな手を打ってくるかも見物です。