星刻の竜騎士・第9話
前回から場面が飛んじゃったのでちょっと戸惑った。ちょっとふっ飛ばされただけかと思ったら致命傷に至る打撃を受けていたアッシュ。治癒魔法で少しは回復したみたいだが、全然完全じゃない。そこにルッカが駆け込んで来てガウェインが居なくなったと言う。
レベッカはひょっとしてこれはウィリンガムの竜の話と同じではないかと言う。重い病にかかったパルの少女を助ける為に自ら星精路を閉ざして衰弱したヌァザと言う竜が居た。星精路を閉じた為にやがて衰弱して、死を迎える時には少女の前から姿を消してウィリンガム霊廟の前で死んだと言う。それと同じ様にガウェインも愈々最期を迎えつつあるのでルッカの前から姿を消したのではないのかと。確か、飼い猫にそう言う逸話があったかと。
そんな訳でレベッカは生徒を総動員してガウェインを探そうと言うが、アッシュはそれを否定する。折角の合宿で打ち上げを楽しみにしている他の生徒を巻き込みたくない。また、生徒会役員共が捜索にあたっても、生徒たちに何かあったのを悟られるからと、アッシュ化、エーコ、ルッカ、シルヴィアだけで探す事になった。
こうしてウィリンガム霊廟に到着。この中にガウェインが居るのかと思うアッシュに、シルヴィアはこの中にアンジェラ先生が篭ったきりだと言う報告も来ていると言う。頭を抱えるアッシュだが、今回の話が終わった時も、誰もアンジェラ先生を霊廟から助けたと言う場面が無いのはどんなものだろうw
しかし中に入る前に子安仮面が召喚したネクロマンシアが出てくる。しかも沢山。さらには霊廟の前だけではなく、合宿キャンプの方にも大量に。その場面のあと、いきなりシルヴィアが触手に襲われている場面。いや、これどんな場面のつなぎ方なんだ。いきなりすぎるだろ。服を破る為だけの場面か。
合宿所に向かったネクロマンシアの方は会長を信じるしかあるまいと、霊廟の中へ。
奥に辿り着いたらそこにいたのは子安仮面=ミルガウス。このミルガウス、勇名で名高いヴェロニカではなく、一番弱くて甘えん坊のシルヴィアが竜との契約を果たしたのは意外だと言い、そして大きくなったなシルヴィと言う。この子安仮面、実は竜殺しの大罪で処刑された筈の第一王子ジュリアスの様な雰囲気。そしてミルガウスは嘗てこの霊廟で自ら命を絶った竜ヌァザ(ナゾって聞こえたけど)のネクロマンシアをけしかけた。
シルヴィアはランスロットでこのヌァザと戦うが、他にもゾロゾロと這い出るネクロマンシア。合宿所の方も同じで、レベッカが頑張るもののいかんせん数が多い。
ところでこの大剣を放った後で、空中のネクロマンシアが次々と撃破されていくのだが、その場面で「はああああああ」と言う野太い誰のとも思えぬ声が響く
これ、誰の声?
なんか演出おかしくない?
ヌァザがランスロットと交戦しているうちにアッシュはエーコが持って来た鎧を身に纏ってミルガウスと戦う。でも身体がまだ回復していない事もあって、防御に重点を置いた鎧だからあまり強くない。ほとんど鎧がふっ飛ばされたものの、ミルガウスの左手を石化させる。そしてヌァザを昇天させたシルヴィアも参加(これ、Wikipediaでは「(ヌァザ)ランスロットとの激しい戦闘の末に討ち滅ぼされた」って書かれてますがw)。
シルヴィアの健闘に身を引くミルガウス。霊廟内のネクロマンシアは消滅したが、未だ合宿所の方は激しい戦いが、しかも疲弊した生徒達が押され気味で続いていた。ここ迄なにも出来なかったとルッカは漸く心を決めてもうガウェインに騎乗するのを恐れない、とアッシュに言うのだが、その巻き添えにアッシュともども身を投げるとか、まあガウェインが来るのを信じているからなんだろうけど。
合宿所の方ではとうとうレベッカの鎧まで消滅してもはやこれまでかと言う場面にルッカ騎乗のガウェイン参上。空に満ちたネクロマンシアに対して騎竜演舞一の舞で全ネクロマンシアを消滅させる。
おお、これぞテンプスパティウムの発露、翠玉のリ・マージョン、流石はシヴュラ・ルッカw
退散したミルガウスはボスの所へ収穫は一応あったと報告。最期は「僕の王の力がああ」とか言いそうなゼファロス帝国の誰かが大陸会議でロートレアモン騎士公国もシェブロン王国も潰してやるとよとか大言壮語を放つ。
その大陸会議に出るロートレアモン公王はシルヴィアに出席せよと手紙に書いてよこし、ついでに一度会ってみたいからアッシュとエーコも連れて来いと言って来た。
予告見ると、このロートレアモン公王、なんか曲者だなあ。
シルヴィアにあまあまなのかな。