星刻の竜騎士・第12話・最終回
ユグドラシルによって強制的に覚醒させられたエーコ。巨大な金色の繭の様な物の中から出て来たのは普段見かけるドラゴンよりも遙かに巨大なドラゴン。でもアッシュはそれを見て、あれはエーコだと感じる。まあご丁寧に赤い毛があるしね。近づこうとするもののランスロットの様子がおかしい。他の聖竜も引き寄せられている。
巨大な竜が動き始めて大陸会議の仮面舞踏会に集まっていた面々も恐慌を来し始める。特にヴィターハウゼン伯などは「おお!なんと言う事でしょう!ロートレアモンの竜が私の飛行艦ベオウルフを破壊した(棒」などと嘯いて騒動の原因をロートレアモンに押しつける。公王、これにあまり有効な反論出来ず。
来賓がみな逃げた後にミルガウスが残っていた。駆けつけたヴェロニカとグレンがミルガウスの仮面を取らせるとその下にはジュリアスの顔が。でも自分はジュリアスではない、モルドレッドだと言う。このあと固有名詞をずらずらと挙げて説明を始めるが、要はジュリアスのパルだったモルドレッドが人間を家畜化して隷属させようとした事にジュリアスが気づいてそれが故にモルドレッドと言う竜殺しを行ったものの、モルドレッドの幽体が逆にジュリアスの身体を乗っ取ってしまって今に至る。そして今度は格好の器であるエーコに入り込もうと言う事だ。
ところで最近知ったのだが、AT-Xと地上波では妨害光線でまずい箇所を隠すか隠さないかの差どころではなく、そもそも地上波ではカットされている場面があるそうだ。今回のこの後のモルドレッドがあっさりジュリアスの身体を離れる場面も、ヴェロニカが「なんだこの闇は」だけですぐに場面転換しちゃった不自然な箇所は、AT-Xではヴェロニカが触手攻めされるH場面があったらしい。
ともあれ、聖竜化したエーコの身体を乗っ取るモルドレッド。エーコを助けなくちゃ!と言うアッシュではあるが、空に飛べないと近づく事も出来ない。そこにやって来たのがジュリアス。モルドレッドが抜けたジュリアスがあまりにあっさりと元の人格に戻ったのでもの凄く怪しい感覚だったのだが、ヴェロニカを脅してシルヴァヌスを奪って来たと言うのだから、まあ本来の人格に戻ったのだろう。ヴェロニカが戻って来たら(ジュリアス)殺すとか怒り心頭の様子なのだが、そのヴェロニカの弱点を突く場面もAT-Xにはあったのに地上波ではカット(Twitterの情報から)。どれだけヤバイ場面だったのか。
エーコの中ではモルドレッドがナヴィーに対してエーコの身体に加えてお前の知識も寄こせと迫っていた。ナヴィーが断るとモルドレッドが触手攻撃をしかけた・・・らしい。服をかなり破られた姿でエーコの前に現れたナヴィーは、アッシュがシルヴァヌスから飛び移って懸命にエーコを助けようとしている姿を見せ、あなたはこれにどう応えるのと。エーコはこれまでの出来合いのアークではなく、エーコ独自のアークをアッシュに捧げる決意をした。
エーコがアークを用意している間、アッシュがもがくが、もがくだけw そのうちに振り落とされるものの、ルッカがこれを拾う。あれ?モルドレッドの影響でドラゴン達がちゃんと動けなかったみたいだけど、大丈夫なのか?ナヴィーが抵抗してくれているおかげか?
ガウェインからアッシュが再び飛び移ろうとしたが、それをめがけてモルドレッドが攻撃。このままだと直撃を受けてやられてしまうと言う所でエーコのアークが間に合う。この作品の鎧ってイマイチ不格好で今回もそんな感じだったが、すぐ不可視化されてほっとした(をい
そしてアッシュが取り出すのはお約束の勝利の剣、エクスカリバー。エクスカリバーは凄いよ、今回も一体どうしたらモルドレッドとエーコを分離するのかと思ったら片方の角を斬っただけでモルドレッドが逃げちゃった。
戻ったアッシュはアークのおかげで無傷だったんじゃと思ったのにしばらくの療養だそうだ。あとの政治的な処理はまかせろとエーコだけ残して出て行くみんな。ふたりっきりになったところでエーコはアッシュとパル以上の関係になりたいの!と。かくて「二人は幸せなキスをして終了」。
ちょっと物足りない作品だった気がしたが、それはこんな感じだったのか。
唯一の持ち味になるはずであったエロシーンをワンランク上限定にしてしまったせいで、地上波では特に語るべき事がないアニメになってしまったのが非常に悔やまれますね。エロシーンあれば少しは話題になったかもしれないのに。 #アニメなう:_ #星刻の竜騎士 #12 at TOKYO MX
— 魚の揚げ物/オキロコラー (@fryfish) June 23, 2014
調味料をひとつ抜かれた作品だったんだな。