彼女がフラグをおられたら・第5話
颯太が茜のお願いを聞いてやると言って、茜が颯太とお出かけしたいと言うのを気軽に受けてしまったせいで、クエスト荘の他の女の子達がずるいと言って押しかける。あ、恵も含めて。
だったら全員が順番に颯太とお出かけすればいいじゃないかと菜波が口を滑らしたら、その通りに。さり気なく自分もその中に入れるとは策士ですねと瑠璃に囃し立てられる。ここから菜波の意地っ張りな抵抗が始まった。
愈々出かける段になっても自分は行かないからなとわざわざ颯太の所に言いに来る。しかも重要な事なので2回も言う。そのくせうっかり落としてしまったぞと言ってスイーツショップのチラシまで落とし、おみやげは要らないからなとこれも重要な事なので2度言う。
最初は恵と待ち合わせ。この作品も立川?まずはクレーンゲームをしてみるが、恵はなかなか目的の熊のぬいぐるみが取れない。代わりに颯太がやってと言ってねだられてやろうとしたら、取れそうなクマにフラグが。クエスト荘に入って以来人間以外にもフラグが見える様になったと考えこむ颯太。
取ってくれてありがとうと言う恵は、お礼に次は颯太の行きたい所に行こうと。ちょっと小腹が空いたかなと言った颯太に恵は男らしいデカ盛りメニューの店を紹介した。
いや、パフェの大盛りは男らしいとは言えないから。
仕方なく食べ始めたものの、恵の方が全然捗らない。手伝ってやるとと恵の方も一緒に食べ始めた頃から店内の人達の二人を見る目が明らかに変わる。
挙句にほっぺたについたクリームを取ってと颯太にねだる恵を見て、店内の人達は「さあ、ちゅーだ、ちゅーするんだ」と言う期待の眼差し。と言うか、期待のフラグ。
「バカしかいないのか、ここは」
ワロタw
次は茜。これも待ち合わせは立川駅前みたいだが、その後は大きな池のある公園に行った。立川にこんなのあったっけ。普通に池のボートに乗ろうと言う茜だが、それは父親から勧められたからだと言う。この池のボートにカップルで乗ったら必ず別れるから乗るが良いとw でも茜は全く前向きで、カップルじゃない颯太と一緒に乗ったら逆にカップルになれるかもと。
しかし、池のボートだとアニメではいつひっくり返るか危ないなと見ていたが、流石にこの作品では転覆にはならない。でも揺れたせいで水を被り、茜の服がスケスケに。透けた下に見えた下着は母が勧めたと言う勝負下着が見えた。何と言うか、父も母も典型的なタイプだな。ところが茜が勝負下着の意味が分からないで、この勝負は私の勝ちなのか負けなのかと。
人の居ない所で乾かそうと言われて茜は図書館に颯太を連れて行くが、この図書館は嘗てのあの子と会った所だと言う。何だったけ?w思い出せないのでちょっと調べたら、ああ、あれだ、一番最初に友達になった子と会った場所だ。あの時は友達に相応しくないと引き裂かれたが、それを繰り返すまいと言うのが今の茜だった。
3番めは凛だが、待ち合わせが今度は明治神宮・代々木公園となった。いきなり飛んだな。女の子っぽい格好をしてもじもじしている凛はやがてそれが嵩じてヤンデレフラグが立ちそうになったので、颯太が慌ててフォロー。凄く似合っていて可愛いよと言ったら、あっと言う間にヤンデレフラグが攻略済みフラグに
「やっぱりチョロチョロしすぎる」
ちょろすぎワロタw
公園でまったりしていたら昔を思い出すなと颯太が言ったのに対して、凛が持って来ていた昔の写真を出す。ある写真を見て颯太の目が止まる。これ、覚えてるか?と。二人で銭湯の煙突を制覇した時のだと言うが(昔はこう言う描写が随分あったが、今なら危険だから珍しいな)、凛は制覇して、さらにその後の事まで思い出した。颯太はじゃあ、ここで立ちションしようと言い出したのだ。この時の颯太は凛が男の子だと思っているから言い出した訳だが、抵抗した凛に「負けるのが怖いのか」と言って煽ったものだから凛まで。
えーw
これを思い出したら凛はもう黙っていられない。男なら責任取れと。そのまま頭に血が上ってその場に倒れる凛。仕方ないので颯太は凛をおぶって次の菊乃の所へ。結局凛をクエスト荘まで運んだので菊乃とのお出かけは無しになったが、じゃあその代わりに久々に膝枕させてほしいなと言う菊乃。膝枕させて欲しいと言うお願いだから珍しいな菊乃が颯太に膝枕で寝るのかと思ったらやっぱりその逆だった。膝枕したいって事か。
その時の回想で、子供の頃に菊乃が姉になれなかった(つまりは両親に子供が生まれなかったと言う事か)と泣いているのを颯太が大事な物をあげる、そして今から自分は菊乃の弟だ、だから姉になれるよと言った事があった。それ以来の姉・弟関係らしい。
みんなが楽しんで帰って来て、菜波はてっきりみんなは颯太から教えられたスイーツを買って来ているんじゃないかと期待したものの、みんなは何の事か分からない。菜波、自分だけ一人残った代償を恵・茜・凛に期待していて、それがあのスイーツで、そしてそれを颯太から示唆されるのを期待していたのか。随分と周りくどい。
そのスイーツは颯太がちゃんと買って来ていて、菜波のドアの所へ。そこに瑠璃が来て、あの地下通路の事を報告すると言う。確かに地下通路は存在する。そして埋められた跡もある。だから穴をほって入れる様に用意しておきましたと。アンドロイドたるものドリルは標準装備。
扉の向こうにはなにか大きな箱があるが、開け方は分からないし、瑠璃のスキャンも効かない。じゃあ一旦今日は引き上げようとしたところで、奥に通じる通路を認める颯太。瑠璃によるとクエスト荘の外につながる通路らしいが、そこから眩しい光が。
瑠璃は戻って寮のみんなを守ってくれ、自分は様子を見て来ると颯太は安易に光の方向へ。この光、物凄いエネルギー量で、颯太が井戸から上がった先からの発光なのに、直進性を捻じ曲げて地下通路に届いていた。どんな光だ。
行った先では「あまり俗世のフラグをかき回すな、大きな死亡フラグの方」と颯太のフラグと能力を見抜いている子がそこに。