ブラック・ブレット・第5話
蓮太郎と延珠の模擬戦。ゴム弾とは言っても当たったら普通じゃ済まないぞと言って開始し、それを延珠が見事によけてスカートでハイキックして来るのだが、まあスカートの中は見えなくても良いとして、そんな事をしてガストレアウィルスの浸食率上げちゃダメなんじゃないのか。
延珠の新しい学校は未だ見つかっていない。木更はじゃあその為にもお金が必要よね、新しい依頼が入っている、しかもそれは聖天子様からと。聖天子の護衛の仕事だそうだ。そう言う訳で仕事内容の確認に聖天子城へ。いや、あそこを何と呼ぶのかは知らないが、取り敢えず。
丁度今は天童菊之丞が外遊中で不在。そのタイミングを見計らったかの様に大阪エリアの大統領斉武宗玄が東京の聖天子との面会に来るのだと言う。その折りに護衛として車での移動の時には同乗し、面会の時には後ろに立っていて欲しいと言うのだ。蓮太郎は嘗て菊之丞に引き取られて育てられていて、その時に斉武とも面識があるからと言うのが表立った理由。それ以外に蓮太郎が聖天子様に目を掛けられ始めたと言う事だろうか。前回最後のモノローグで民警としてのIP序列を上げなさいとか言っていたし。
しかし統治者たるもの、元々の護衛隊は勿論存在する訳で、いかにも親衛隊ぽい連中が控えている。しかしよろしくと隊長が握手の手を差し伸べたのに蓮太郎はそれに応えない。まあ雰囲気的にいかにも蓮太郎を不愉快に思っていそうなキャラで、案の定ひとりになった蓮太郎に銃を向けて「この仕事から降りろ」と脅迫して来た。
そんなものは自分で決めると言う蓮太郎を、だったら仕事を引き受けられなくしてやろうかと手足を打ち砕こうとして逆に蓮太郎から一発決められる。銃声を聞いて普通の警官らしき者が駆けつけて来るのを察知して逃げる護衛隊。殺す、お前を絶対殺すと捨て台詞を残し。もうね、完全に裏目キャラ。絶対殺すとか、それは自分がやられるフラグだし、下手にこんな事をしたせいで蓮太郎が聖天子護衛の仕事を引き受ける切っ掛けになってしまった。聖天子様の隣に座るのはこの俺だとか、ゲスいキャラの典型だった。
聖天子城からの帰り道、蓮太郎はごろつき共にたかられている幼女を発見。民警の威力をちらつかせて退散させるが、この幼女はやはりイニシエーターなんだろうなあ。夜型で昼には弱いらしく、ちゃんとした受け答えを蓮太郎にしていない。仕方ないから蓮太郎は携帯の番号だけ教えてちゃんと交番に行けよと。蓮太郎の幼女遭遇率は異常。
聖天子護衛の仕事のおかげで収入があったせいか、今晩の蓮太郎の家の夕食は豪華にスキヤキです。美味しくいただこうと言うそう言うタイミングは大抵邪魔が入るもので、そこに誰かがやって来た。司馬未織生徒会長だそうで、これまでにも蓮太郎に武器弾薬を供給してくれたパトロンだ。さらにそこに木更もやって来る。半額肉を携えて。蓮太郎は直ちにこの二人を引き離せと延珠い言うが、どうやら二人は犬猿の仲らしい。とりあえずは一緒にスキヤキを食べ始めたが、直にヒートアップして蓮太郎の部屋で戦闘モードに。木更は今回のアバンでも見られた様に手練れだが、それに対抗出来ると言う事は生徒会長も只者では無いらしい。部屋を破壊された蓮太郎は敷金戻って来ないなと言うが、いや、それは部屋を壊した二人に弁償させろよ。
斉武との会見当日、事前の話のとおりに斉武は蓮太郎を見知った様子で、その上で気安く話すなよ民警ふぜいがと。この斉武が言葉で押すしかこの時点では能力が無さそうで、大阪エリアや東京エリアに分断されたこの日本を統一するのだと野望だけ開陳する。もっとトリューニヒトみたいな知恵を働かせたらどうだw
ところでこの時に斉武は前回のガストレア戦で蓮太郎が天の梯子を使ったせいで壊れたみたいな事を言っていた。あれで壊れたの?また作れば良いもんじゃないのか?
会見後の車の中で、延珠が不吉な気配を察知。この車が狙われていると気づいた蓮太郎は聖天子を伏せさせた所で遠方からの狙撃。車が大破したものの聖天子と運転手は無事だった為に抱えて外に飛び出した。控えていた護衛隊が人間の盾を作るが、あんな威力のある砲弾を持っている相手にそれは大丈夫なのか?
少しはそれも役に立った様で、狙撃手はこの襲撃は諦める。
予想されたとおりに聖天子暗殺を図ったのはあの蓮太郎が助けた幼女ティナ・スプラウト。
でもティナは遠すぎて聖天子を護った民警が誰だかは分からなかった様だ。
おまえが!と言う対面は次回ですかね。