舞台探訪・GO!GO!575・鎌倉巡り
GO!GO!575は舞台が全編鎌倉市内です。鎌倉市内と言っても結構広いのですが。
もともと5月4日は別の用事で鎌倉に行く予定でしたが、そちらが向こうの都合でキャンセルになってしまったものの、天気予報ではGW後半はこの日までしか晴れないとの事で、折角の晴天なら鎌倉にGO!GO!575聖地巡礼に行こうと行って来ました。GWの鎌倉なのでどんな状態かはちょっとは予想していましたが、大変な混雑でした。
北鎌倉編
まず向かったのは北鎌倉です。第1話ですぐに登場するのが小豆や抹茶達の高校、実際では北鎌倉女子学園高等学校なのですが、ここへの道は坂道の麓からそのまま上がって行くと特に境界線もなく校門らしき場所に辿り着きます。ところがその付近には「関係者以外立入禁止」の看板があり、ひょっとしていつの間にか校内に入っちゃったの?と驚いてしまう場所なので、Webではそこの写真は掲載しません。但し、Googleストリートビューでは見られます。
弾けたいと言う小豆が抹茶と信号が変わるのを待っている場面。
この季節は花が咲いているので後ろの植物が藤だと言うのがわかります。
第3話、今度は北鎌倉駅です。
線路内に立ち入らずに、隣の踏切からこの写真は撮れます。
逗子方面の下りホームでベンチに腰掛けている二人に柚子が話しかけて来ます。
抹茶がこの場面で「もう放課後よ」と言うので、少なくとも小豆と抹茶は鎌倉か逗子方面へ帰宅する設定になります。
鎌倉中央公園編
北鎌倉の後は一度大船に戻って大船駅東口バスターミナルから船50桔梗山行きのバスで鎌倉中央公園に向かいます。OPなどで登場する庭園植物園が寺分口から近そうだったので丸山4番通りで下車しました。
寺分口から入ったものの、付近には全く人がいません。ついでにWiMAXも入りませんw
中に進んで行くと驚きました。場所的に以前スカイガールズの舞台探訪で行った横須賀中央公園と同じ様に丘の上に広がる公園かなと予想していたら全く違いました。寺分口から庭園植物園へは斜面を下ります。つまり鎌倉中央公園は巨大な谷戸だったのです。
第2話では小豆が中央公園にクレープ屋が来るからネタ探しの一貫として行こうよと抹茶を誘います。ベンチで待つ抹茶を置いて小豆はクレープ屋を探しにまたも庭園植物園の方へ。
そこにはクレープ屋は行かないと思うなあ。
抹茶が待っていたベンチは庭園植物園よりも南側、道なりにやや登った所にある管理事務所の近くです。
連休だったせいなのか、ここでバザーの準備をしていてこの角度でしか撮れませんでした。
猫を見つけた抹茶はその猫がそこから下池の方へ降りて行く階段に向かったのを見て、そこは鬼門なんだからはにゃれなさいと言います。
この後、抹茶は池(と言うか水路)に落ちちゃいますが、到底落ちる様な所じゃないので、抹茶にとっては本当に鬼門なんでしょう。
もっとも、池に落ちたおかげでお風呂に行く事になりますがw
第4話では庭園植物園で動画を撮っての帰り道、中央公園のロータリーで鎌倉駅行きのバスを待ちます。
小豆「バスこねー」
大船からのバスはここには来ませんが、鎌倉駅西口からのバスが来ます。但しその鎌51は一時間に1本しかない(しかも休日は13時台は無い)ので注意が必要です。
今回、鎌倉中央公園が谷戸を生かした自然公園だと知ってGO!GO!575の舞台以外の場所も散策した結果、凄く時間を費やしましたが、谷戸が好きなので私個人としてはそれは問題ありません。ただ、ここで結構体力を使いました。
舞台探訪なら時間を合わせて鎌倉駅西口から中央公園行きのバスに乗って帰りは大船行きのバスにするとかありでしょう。船50もそんなには本数が多くないので時間を見計らう必要はありますが。
鎌倉中央公園の案内サイトでは案内図のスキャンがとても小さくて字が潰れて分からなかったので、こちらで大きくスキャンしたのを置いておきます。参考にして下さい。
極楽寺駅編
鎌倉中央公園から極楽寺駅に行くのに、極黒のブリュンヒルデでチラと登場した佐助稲荷神社を寄ってみようなどと色気を出した事から、山越えの徒歩ルートを選んでしまいました。源氏山公園の峠を超えた瞬間に今までの静寂な世界から一転して喧騒の世界に入りました。何しろ銭洗弁財天への道は人に満ち溢れていましたから。
鎌倉駅に到着した頃にはかなりくたくただったのに、江ノ電鎌倉駅からは人が溢れて駅に入るだけでも30分待ちです。
諦めてバスを模索したところ、長谷観音の前を通るバスがそれなりに本数がありそうだったので、それに乗って長谷観音迄行き、そこから極楽寺駅まで歩きました。ただでさえ疲れていたのに。
小豆と抹茶の踊りを柚子が知り合いに見せたら曲をつけてくれたと言って、それを聞いているのが極楽寺駅前のベンチです。
そしてベンチ
ここがまた苦労しました。何しろ人が全然途絶えない。ベンチに大抵誰か座っている。これは何本か電車をやり過ごしてベンチに人が居なくなった瞬間を狙いました。写真の中には人が写っていませんが、この周りには沢山未だいます。
材木座編
江ノ電鎌倉駅は入場規制されていましたが、極楽寺駅は鄙びた駅なのでそんな事は無く、鎌倉行き電車の入線に合わせてホームに入り、極楽寺駅で降りる人の居たドアからその代わりの様に乗車して何とか鎌倉駅迄向かいます。
OPに登場する若宮大路の豊島屋も一応写真に収めましたが、人が多すぎでこれはちょっとパスします。
そこから海の方向へ南下して、横須賀線のガードの手前で左に折れ大町踏切へ。
第3話の銭湯帰りに缶ジュースを飲む場面です。
小豆はしるこですが。
そして毎回登場する銭湯の清水湯はそこから東にちょっと行って大町四ツ角を南に折れ、横須賀線を超えて水道路の交差点まで南下した所にあります。
これは第2話から。
そう言う事なので、風呂上がりから大町踏切までは結構歩くので「風呂上がりのしるこうめー」と言うには距離がありすぎるかな。
清水湯の前へ水道路の交差点からやって来る柚子。
つまり柚子の通学路?
と言う感じでGO!GO!575の舞台はひと通り回りました。たった5分のたった4話の作品でしたが「そうだ!鎌倉へ行こう!」と思わせてくれる雰囲気でしたね。冬の間は寒くて行けませんでしたがw
中央公園で水没したり、北鎌倉で水をぶっかけられたりして、そこから材木座の清水湯まで行くのはどうよと言うのもありますが、そこは気にしないでおきましょう。