シドニアの騎士・第1話
谷風長道(たにかぜ ながて)は地下で暮らしていたものの、食料が尽きたらしく立入禁止を無視して地上の方へ向かい、米を拝借しようとして発見され手痛い傷を負った挙句に捕まる。手痛いっていうか、指の骨折れてるんじゃ。
しかしこの長道が唯一の斎藤ヒロキの技を伝承していると見られて、このシドニアの仮面の艦長小林に拾われる。
シドニアでは生存をかけたガウナと戦いをしていた。その為に衛人と言うロボット兵器を使用しており、その操縦士はエリートとして育てられていた。・・・と言ってもここの所ずっとガウナとの遭遇は無かったらしい。だから軍は戦時体制を解けと言う運動も起きている。ただ、戦時体制だと何が規制されているんだろう。あんな反対運動を起こすほどの、何が。
シドニア艦長小林の庇護の下に入り、訓練生の学校に編入した長道だが、戦闘シミュレーターの記録はみんなの注目を集めたものの順位もつかない圏外。地下で散々シミュレーターで動かしていたのとは違ってそれよりは新型らしいし、指は折れてるし。
そんなぽっと出にしてしかも成績が大した事ない長道に、まさか岐神海苔夫は保管されていて、あれに乗るのは自分だと自負していた継衛を取られるとは思わなかったろう。きっとこいつめと思ったに違いない。
それはともかく、出撃命令。そして現地に行ってみれば百年ぶりだかのガウナの出現だった。一機がやられ、長道の継衛をぶっ飛ばされたが、訓練生達は生きて帰れるのか。いや、少なくとも長道と海苔夫とかは帰らないと話になりませんがw
作中で長道以外の訓練生、特に女子訓練生は光合成をしていたらしい。
ただ、あの光合成描写には色々言いたい。まず肌色で光合成ってどうなのよ。光合成色素は一体どうなってるんだ。どんなのが体内にあるんだ。それから光合成をやるのにこの人間の身体じゃ光を受け止める面積が少なすぎだろ。植物がどれだけ光合成効率を上げる為の形態をしていると思っているのか。そして、この狭い表面積のくせに一日の短時間だけ光を浴びるだけで運動までするエネルギーが獲得出来るとか、一体どれだけ効率の良い光合成なんだか。
3Dなのは別として、あまり好きなキャラデザじゃなかった。が、話は面白そう。