ブラック・ブレット・第3話
延珠に逃げられた蓮太郎(いや、蓮太郎は悪くない)、室戸先生にお悩み相談。相変わらずまずそうな料理を食べてるな室戸先生。ビーカーでラーメン作ったのを見た事あるけど、見た目がまずいよね。この室戸先生、嘗て蓮太郎を手術で助けた事があるみたいだが、手術姿を見るまではそう思わなかった顔の半分にかかる長い前髪は手術姿になるとブラックジャックになると言う仕込みか!w
蓮太郎の悩みは普通すぎてつまらんと言った室戸先生だが、ちゃんとおまえらは家族だろとフォローを入れるのも忘れない。
その蓮太郎に学校の先生から連絡が入る。あの学校の先生も最初から呪われた子供たちを排除する様な人じゃなくて、単に小心者みたいな感じだが延珠が学校に来た事をいちはやく蓮太郎に伝える声は「邪魔だから引き取ってくれ」と言うのよりは延珠が大変だからすぐ来て欲しいと言う様には聞こえる。
蓮太郎が駆けつけてみれば延珠は校舎の外。他の生徒が定規などを持ち出してこっちに来るなガストレアと言う様相を呈している。延珠は自分は人間だと言うが、友達だった子も目を背け、蓮太郎はもう友達じゃないんだと言うしかなかった。そこにいきなりドクターヘリ到着で色々な事をぐずぐず考えている余裕を奪う。
赤うんこ取り逃がしたガストレアを見つけたから急行しろと言う木更の差し回し。学費を全部チャーター代につぎ込んだそうだ。ほどなくガストレアが見つかり、あっと言う間に延珠が飛び降りてガストレアに攻撃をしかける。ガストレアを倒す事で自分が人間側の者であるのを確認する様に。
慌てて追いかける蓮太郎に見事に倒して見せたと言う延珠。あのケースもそこにあるのだが、こんなに容易く大絶滅に至る品物が手にはいるのだろうか、いやない(反語)。あの影胤がそこに来ていてケースを奪う。延珠の背後には小比奈が。以前の様子から蓮太郎が影胤に敵う訳もないのだが、蓮太郎は延珠を先に逃がす。これって延珠は蓮太郎が少なくとも影胤にやられはしないって信じていたんだろうなあ。この後、どう見ても串刺しの上に射殺された筈の蓮太郎が生きて室戸先生に手当されるんだから。
影胤があのケースを入手してしまった為に聖天子様からは民警に対して影胤追討の令旨が下る。べ、べつにあんたの為に出撃する訳じゃないんだからね、と言う態度の蓮太郎だが、それにしてもあれだけの傷を受けてもう動けるとか、やっぱり普通の人間じゃないだろ蓮太郎。そしてここに至ってケースの中身が明かされる。ガストレアはその様態によってステージI~ステージIVまであり、ステージIVが完成型だと言うが、さらにその先にステージVと言うモノリスが効かないレベルもある。あのケースはそのケースVを呼び込む物だというのだ。なんでそんな物騒な物が存在するのか。ステージVがやって来ると、モノリスを破壊してしまうから、そこから他のガストレアが大挙して侵攻して来る。その結果もたらされるのは大絶滅。
室戸先生は蓮太郎にさる筋(生徒会長らしい)からの武装を渡し、そして最後に「出来れば使わないで」と言う物まで渡す。それは大抵使わざるを得なくなり、その結果として別の災厄を引き込む物なのが普通なんだが。
モノリスの外に出るとガストレがうようよしていて、しかもステージIVてのはうかつに手を出せない程の巨大なヤツだった。だから遭遇してしまった蓮太郎は延珠に肩車されて逃げるしかない。今回の目標は影胤からケースを奪取する事なんだから、ガストレアとの戦闘は意味がないし。
逃げた先に廃屋の明かりが見えて、蓮太郎と延珠はそこに入ってみるが、そこに居たのはあの将監のイニシエーターの夏世。将監とはガストレアとの遭遇戦の時にはぐれてしまったと言う。傷の手当ての時に延珠を外に出して将監との話を聞くのだが、どうも将監は他の民警が自分の手柄の為に邪魔だからと言ってこの夏世に殺させたらしい。筋肉脳と言うか、それ以下だな将監。そんな夏世に対しては蓮太郎は押し倒してまで人殺しになれちゃダメだ!と叫ぶ。この押し倒した場面って、てっきり延珠に目撃されて修羅場になるのかと思ったが、そう言う流れじゃなかった。フラグを立てたか。
そして将監との通信が復活。影胤を見つけたと声の弾む将監なのだが、こんなのでは絶対軽くあしらわれて、その代償として夏世がヤバイ状態になるんじゃないかな。