悪魔のリドル・第3話
12人の超高校級殺し屋さんが1人の獲物を狙う黒組の筈が、11人の超高校級殺し屋さんから兎角が晴を守ると言う構図となった黒組。ところが兎角と晴との間には完全な信頼関係が出来ていない。と言うか、晴は兎角を信じていても兎角は晴の気持ちを掌握できていない。晴は兎角が暗殺をやめて自分を守る側になってくれたのと同じ様に他の人もそうなれるんじゃないか、そうしてみんなで最後は卒業したいと言う。その気持を兎角は全く理解できていない。
そしてさっそくの殺害予告状が武智乙哉から晴の所へ。それを見た晴の様子がおかしいのにおかしい事に気がついたくせに予告状が来たと気づいていない兎角さん。
乙哉はシリアルキラーで、外の世界で散々殺人を犯して刑事に目をつけられてこの黒組に逃げ込んで来ていた。立場がやばくなっていた上に、もし成功したらなんでも願いが叶うと言う事で、報酬はこの後のシリアルキラーを保障して貰う事。黒組参加のそれ相応の理由がある訳だ。それもあってか、未だ兎角&晴側の態勢が整う前にやってしまおうと。
全員が揃った事で授業が本格的に始まったところで晴にうまく近づいて来る。まあ名前も未だ覚えていなかったので、あれだけアピールしてくれたら少しは他のキャラと区別がつく。
それに対して馴れ馴れしく近寄るなと言う兎角の言い分には全然説得力が無い。
そんな訳で晴は乙哉の呼び出しにのこのこと出て行って、ストラップのお礼とか言う花束で気絶させられる。本当なら兎角がもたもた校舎の中とかを晴を探しているこの時点で暗殺成功になる筈だが、乙哉がシリアルキラーだったのが幸いした。その場であっさり殺さずに楽しんで殺すなんてお膳立てをしようとした為に、時間的余裕が生じた。
部屋の中で殺害予告状を発見した兎角の所に乙哉が入って来て、お前が予告状を出したのか?と聞いたものの、乙哉に晴はしえなと一緒だったと言われて地下の方へ。地下の部屋に入ったところでドアを閉められて閉じ込められる。一体どこまで無能者なんだ兎角。
温室で晴を裸に剥いて切り刻むのを楽しもうとする乙哉。
おー!あなたは断裁分離のクライムエッジですね!
膝の傷跡に一太刀入れた所で晴の携帯に兎角から電話。乙哉はちょっと晴を甘く見過ぎたね。電話に少し気を取られたせいで晴に蹴飛ばされ、しかもハサミが恐るべき奇跡で晴を縛っていた縄を切ったから晴が逃げ出す。
ここに至って漸く兎角が追いつく。どうやって場所を特定したんだろう。こうして乙哉と兎角の対決になるのだが、兎角、弱いぞ。乙哉が兎角の目をえぐろうとしたが、晴が後ろから乙哉に例の花を押し当てて気絶させる。
今回ので分かったが、晴は単なる弱い子じゃなくて、相応の能力も持っていると言う事だ。でないと兎角が危機の時に迷わずに乙哉を黙らせるなんて事は出来まい。兎角が晴に寝返るのはどれだけ想定さえていたか分からないが、このゲームを立案したヤツはあっさりと晴がやられる訳ではないと言う見込みは持っていたのだろう。
乙哉は予告状を出して48時間以内に仕留められなかったので、失敗。鳰にせめてこの学校に居させてくれと懇願するもののあっさり拒絶され、逆ギレしたものの、どうやら鳰に返り討ちになってしまった様だ。
先生からの悲しいお知らせ。
武智さんは今朝急な転校が決まりました。
いや!w、それ、転校しましたって雰囲気じゃねーだろ!
これ、ギャグアニメ?