ブラック・ブレット・第4話
ブラック・ブレットって第1話がどうかなと思ったものの第2話が結構良くてこれは行けるかもと思ったのに、第3話がまた微妙になってこの第4話。結局微妙。
夏世に将監を頼むと言われて夏世に背中を任した蓮太郎だったが、現地に辿り着いてみれば手遅れで、「俺の剣はどこだ、あれさえあれば」とかぬかしている時点でその剣はお前の背中に突き刺さってるよと思ったらそのとおり。
あの会議室に出現した影胤を見たら仲間割れなんてしてる場合じゃなかったのに、その付近の民警は全滅。そんな訳で蓮太郎と延珠対影胤と小比奈の再戦となった。この様子が聖天使様ご臨席の作戦室で、一体どんな仕掛けを用意したらあんなに鮮明に都合の良い位置から見えるのか分からないが観戦中。近くにはもう他の民警が居ない状態で、蓮太郎は影胤に勝てるのかとの聖天使様の御下問に木更はあっさりと100%勝てますと断言。
まあ蓮太郎を信じていると言う意味での言葉ならそれはそれで良いのだが、その根拠は実は蓮太郎も室戸先生による機械化兵士だからと言うものだった。これには流石に影胤も驚いたが、でもこれでやっと何とか同じ土俵についたと言う感じだ。同じ機械化兵士なら分かるだろ、普通の連中が我々を見る目がどんなものか。だから戦乱を起こす。そして我々のありがたみを知らしめる。影胤の主張は彼の理にはかなっている。
しかし蓮太郎にはそんなものはお前の勝手だとしか思えない。そんな訳での正面対決ではあるが、木更が100%蓮太郎が勝つとか言ったくせにやっぱりやられてしまった。これで死ぬのか?と思う蓮太郎にあの室戸先生がくれた薬、AGV試験薬が。ガストレアウィルスから精製されたもので、これを打つと人間もガストレア並みの再生能力を持つものの20%の確率でガストレア化すると言う。でも死ぬ間際なら試さざるを得まい。それにしても1本だけ打つのかと思ったら、全本打つのかよ!w
AGV試験薬を打った蓮太郎は室戸先生の言った通りにガストレア並みの再生能力で復活。取り敢えずはガストレア化もしなかったので、賭けに勝ったと言う蓮太郎だが、こう言うのってずっと後から発動したりするからなあ。
ガストレア並に復活した蓮太郎、その威力を以って影胤を撃破。
しかし、海に沈んだだけなので本当に影胤が倒されたかどうかは不明。
ところがこれで事態は済まなかった。時既に遅しでステージVのガストレアが出現して東京に向かっていた。通常兵器では全く歯が立たないステージVのガストレア。これを倒すために、蓮太郎達の居る場所から南東方向に見える「天の梯子」(レールガン)を使えと木更からの指令。
どうやら起動はその場で行わなくてはならないらしいが、その後の発射シークエンスは作戦司令室から可能らしい。首尾よくステージVガストレアを射程に捉えたものの、弾が入っていませんでしたw
バラニウムならと言う事で、蓮太郎のバラニウム製の義手を天の梯子に装填。しかし折角の装填も、司令室からの操作がエラーとなって現地で照準を合わせて撃つしかなくなった。そんな事できねえよ!などと弱音を吐く蓮太郎。アフォかw 撃たなきゃおしまいだろ。こんな事でビビる主人公ってどうなのよ。何とか延珠のおかげで冷静さを取り戻し「目標をセンターに入れてスイッチ」。しかし画面を見てる限りでは信じられない程の鮮明で巨大な画像が目標として表示されているんだから、蓮太郎のビビリ具合が理解出来ない。これ、演出が悪いのかねえ。
ステージVガストレアは見事に粉砕されて東京の危機は去った。だが、背中を守ってくれていた夏世が悲惨な状態になっているのが後から分かる。やばくなったら逃げる筈だった夏世は自分を人間扱いしてくれた蓮太郎を守る為に最後まで戦い続けていた。
そのせいで激しい負傷をし、能力を使いすぎた結果侵食率が50%を超えてガストレア化が始まっている。これ、アニメで説明してたっけ?私はWikipediaを見ちゃったから知っていたが、呪われた子供たちは能力を使うとガストレアウィルスの侵食率が高くなり、50%を超えるとガストレア化してしまう設定との事。夏世はもうガストレア化が始まってしまったので、人間であるうちに蓮太郎の手で殺して欲しいと頼む。
こうなってしまってはもう仕方が無い。
蓮太郎は夏世を撃つしかなかった。
そしてもう助からないのが分かっていたから将監は無事だとも言ってやった。
夏世がそうだった様に、延珠にも同じ事が言える。今回の延珠の検査結果では侵食率が24.9%・・・と言うのは嘘で、既に42.1%。残りはの予測は7.2%。たった7.2%。
ステージVガストレアがおびき出されたケースの中は壊れた三輪車。
これってM3ソノ黒キ鋼のロケットと同じですか?
設定もどうなんでしょうね。あれだけの威力のある天の梯子を何故モノリスの内側に装備してないの?あれがあったら大丈夫そうなのに。