いなり、こんこん、恋いろは。・第10話・最終回
うか様消滅の危機にいなりは狐達とともに高天原へ。しかし、いくら狐火の誘導灯があると言っても鳥居の中をいなりが走るだけで高天原へ辿り着けるのか。そう思っていたら、シシやロロがいなりを乗せて離陸。伏見稲荷はおろか109が見えたので東京の稲荷神社(どこだ?有名どころだと王子と東伏見があるのだが)の狐まで加わって付き随っていく。途中でいなりの気力が危うくなっても大宮能売神が鴉に乗っていなりなら必ず出来ると励ます。
高天原では大年神がうか様の危機に天の岩戸までの封印を斬りながら迫る。最後の封印を斬って愈々岩戸に辿り着いた所へいなり達が到着。ひどいw、ここまでの道を切り開いてくれたのに。
この向こうにうか様がと、いなりは手で岩戸を開けようとするが、普通にやる人の力では無理っぽい。それでも諦めないいなりに大年神と狐達が力を合わせる。かすかに動き始める岩戸。もうちょっとと力を込めてなんとかうか様が見えるぐらいにまで拡がった。そこに入ろうとしたいなりだが、お尻がつかえて入れない。なぜその向きで入ろうとするか。そしてこんな時でも大年神は女子中学生のお尻を押すのを止められるのか。
仕方ないねと天照大御神がちょっとだけ岩戸を緩めていなりは勢いよく中へ。やっと会えたうか様と抱き合う・・・のはやっぱり出来ないのか。そこまで実体感が無くなっていたうか様。でもコンは肩に乗れる。
なんで自分が神通力を使うとうか様から奪われて行くのを、そして消えて行くのを教えてくれなかったと責めるいなりだが、いなりだって神通力の暴走をうか様に言わなかったじゃないか。お互いに相手を心配させたくなかったんだよ。
うか様は色々すっかり弱気になっていて、いなりに神通力を与えた事はいなりに迷惑だったのかと問うてみるが、いなりはそんな事は全然なくて、神通力で人の心は動かせなかったけれど、そのきっかけにはなった。ありがとう、神通力はお返ししますと。
神通力をうか様に返して普通の女の子に戻ったいなりはそのまま地上の伏見稲荷に。いなりが居なくなって心配していた京子・ちか・墨染が今迄何してたのかと駆け寄るが、さらに丹波橋がいなりを心配していたのを見て涙のこぼれるいなり。うん、これじゃこれ以上、何してたのか何て聞けないね。
普通の女の子に戻って、もううか様が見えなくなったいなりだが、見えなくてもそこに居るのは分かっていると、いつかまた会える日を待っていなりずじをお供えする。でも兄の燈日にはうか様が見えてるんだよね?これで妹に気づかれずにうか様とラヴラヴになれますなw
やはり全10話はちょっと短かった感じがします。もうちょっといなりとうか様の掘り下げが欲しかった。せっかく面白かっただけに。あと丹波橋君絡みも。原作はKindleで第1巻だけ読んだ(ネタバレ回避で)だけなのですが、その辺りはどうだったんでしょうね。二期があるとしたらネタバレが怖くて続巻が買えませんw
追記:
上の方で東京の稲荷神社?と書いたが実はあれは各地の稲荷神社なんだよと言うツイートを見かけました。
そうだったのか、全国の稲荷神社がいなりちゃん様を。
@lidges
一軒目は北海道
二件目は岩手県
三軒目は熊本県
四件目は島根県
五件目は長野県
となるようです pic.twitter.com/SrTY7IU0RB
— テスラ (@tesra1141) March 20, 2014