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ゴールデンタイム・第14話

過去の万里の呪いで様々な計画が中止になっていた万里はその後も何度か光央に電話をかけては遊びの模索をしていた。しかしこれが別方向に働いて、光央は万里が寂しがって居るんじゃないかと自分がスケジュールを合わせられない代わりに二次元くんに万里と遊べないかと連絡する。そんな訳で二次元くんから万里に電話が入る訳だが、その電話を香子がドアの外から立ち聞き。不穏な言葉が聞こえて来たせいでむりやり入ろうとして万里に気づかれる。それにしても部屋の中の電話の内容が外に聞こえると言うのは如何なものか。

光央の噂をしていたところだったのを香子が電話を受け継いで、二次元くんの言う光央に彼女が出来たんじゃないかと言う推測から香子は相手は千波と推定。そうとなったらそのしっぽを掴もうと言う事になってしまった。光央のストーキングなら慣れているからと。ひでーw

かくて万里・香子・二次元くんの3人で千波の家を見張る。ここで見張っていれば光央の事だから絶対送って来る筈だと。常備していたオペラグラスで様子を伺う香子。
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ところが二次元くんと香子の目算は狂っていた。ここに千波がひとりで帰って来たのだ。あんたこんな所で何してんのよと千波に香子が難詰するが、いや、ここ千波の家だし。こんな事をしていたのは光央に彼女が出来たんじゃないか、だったら相手は千波じゃないかと言う事から様子伺いに来ていたと話すと、千波はあっさり否定。夏休みに入ってから光央には合ってないと。

とりあえずこんな所じゃなんだからと千波の家に入ると、なんだかがらんとしていて生活感が無い。何か悪い事情でもと思われたが、そう言う事ではなくて父親の転勤で父と母が福岡に引っ越して千波が東京にひとり残る事になったのだと言う。今はまだ家に残っていてアパートなどを探している最中。

そんな訳でオカメラ持って出かける筈だったのも潰れちゃったと言う千波に、二次元くんが提案。みんなで海に行こうよと。万里も香子も、そして千波もそれに乗って、じゃあ光央誘おうかと言う事になった。とりあえずお腹が空いたので外に食べに出かけようと、大学の近くの映研御用達の安くて唐揚げの美味しいお店に行く事になった。千波の家から市ヶ谷ってそんなには遠くなかったって事だろうか。

しかしその店に入ろうとした直前、一同は意外な物を見かける。
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光央がリンダを誘ってその店に入って行くのを。

えー、なに、どう言う事、光央に彼女が出来たってのは相手はリンダ先輩?どうしたものかと言う雰囲気の中で万里が無理に中に入ろうかと言うのだが、いや当然ここは空気を読んで別の場所へと。

別の日、香子が怪しい格好で千波の所を尋ねた。目的は千波と香子の水着が被らないのを確認する為と言うのだが、一番の建前はそれかもしれないが、気持ちの奥底は色々あったろう。それにしても水着の検討をする為とは言え、他人の家まで下に水着を着て出かけるのが変人香子らしい。

自分がどんな水着を着たらいいのかを或る意味で千波に相談したかった。そしてそれは万里を悩殺したいからと。そこら辺の香子の気持ちは千波には分かるまい。なんでそんな事を気にしているのか、端から見たら万里は香子にもう参ってるだろうにと。でもそうじゃないんだよね、香子は不安なんだ。だから水着で万里を悩殺したい。そんな訳でこんな水着も。
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千波はこれには驚く。ちょっと露出度が高すぎない?バックがアレだし。先に見ておいてよかったよと。いや、それ着せてやれよw こんな香子を見て千波は香子が万里にプレッシャーをかけてないかと言う。一体どうして欲しいのか。キスはまあ済んでいるとして、じゃあそれで誘って押し倒して欲しいのかと。はっきり言われてたじろぐ香子だが、ある意味ではそう。この間もキス顔しても話を逸らされたしと。もうね、すっかり千波の恋愛相談室だよ。ここまでの事を話せる仲になったね、二人はw

もう面倒だと言うので、次に手にした水着を二人が着ようと取り出したものの、千波向けのは香子が中学生の時のスク水、香子自身には高校生の時のスク水を引いてしまった。うわー、これは無いと言う香子だが、千波はこれはこれで一部の層にアリなんじゃないかと。記念にオカメラで撮ってみようよと二人でカメラの中に収まる。このオカメラってなんだか死亡フラグみたいで安心して見てられないなあ。

その頃、万里の所には光央が着てやはり水着選びをしていた。
あのバイトの時に貰った有害な方を見せていたが、万里は選ぶはずもなく。
でもその折に光央がリンダも誘いたかったなあ、帰省してるらしいんだけど、帰省先ってどこなんだろうと。

さあね、と知らないフリをする万里。
そうやってまた過去を無かった事にすると過去の万里が怒るぞ。

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