ウィッチクラフトワークス・第4話
綾火は無敵よ。もうどうしようもない。もう諦めちゃう?とたんぽぽ組の一同は万策尽きた感が強い。しかし、ここでもう撤退しちゃうのは塔の魔女の中で面目が立たないとの反論も。ここで鈴が提案。いや、何言ってるか分からんし。これを冥が解読するのだが、文意の先頭2文字づつを喋ったのか。
その結果、名案「仄が綾火と離れている時に襲う!」と言う考えに至った。
おまえら今迄何度も対戦して漸くその結論かよ!
って言うか、その作戦は真っ先に浮かぶんじゃないのか、普通は。
ここにさらにクロノワールがやって来た。お前達と同じ塔の魔女だ、安心しろと。あれ?クロノワール様、塔の魔女の中では有力者で有名人って訳でもないのか。綾火の力の源泉は仄であって、二人を離ればなれにしたら仄から綾火への魔力供給が途絶えると言うのを教える。ソレダ!と飛びつくたんぽぽ達。いやあ、おまえら、仄の中の白いモノ狙ってたんじゃないのか。この理屈を知ってた訳じゃないのか。
その仄、朝起きて洗面所に行ったら妹の霞が先に使っていた。兄仄の寝癖を直す手伝いをしてくれるのだが、何だか妙な威圧感がある。そして日曜日の外出の理由を聞いてきた。女の人から電話があった後で、慌てて出かけたよねと。同じ学校に行ってるんだから姫(綾火)との噂を知らない筈ないけどしらばっくれるのかと。そして最後にそのせいで自分も学校で何だかんだされていると言ったところで、時間切れ。
しかしこのせいでいつもより出かける時刻が遅れてしまって綾火との約束のバスに乗り遅れそうになる仄。一緒に出た霞を置いてバス停まで走り出す。ここでふと思ったのだが、ああいう妹が居たら毎朝家を出る時は一緒なんじゃないかと。だったらもっと早い時期に仄と綾火が一緒になってるのは知っていた筈なんじゃないかと。この疑問は後半で解消する。
走って先行した仄をたんぽぽが捕らえる。そしてバス停で待っていた綾火の方には冥達が挑みかかる。
仄を組み伏せて居たたんぽぽだったが、ここでたんぽぽのウサギをぶっ飛ばす者ありけり。仄が霞を置いて走り出した所から、あれ、ひょっとして霞が?と思ったが、まさに霞だった。霞、でっかいクマを操っていて、まぎれもなく魔女。よくもやってくれたなとたんぽぽが巨大ウサギで応戦。平和な町がウサギとクマの戦いで壊されて行く。
基本的に霞が優勢。しかしここでたんぽぽに加勢が入る。化石の様なのが霞を挟み撃ちに。しかし霞は動じない。私にはお兄ちゃんとこの町を守る使命がある!とクマをさらに巨大化してたんぽぽ達のを踏みつぶしてしまった。おまえ、町を守ってないじゃん。ニュースでこの惨事を見たかざねはあんぐり。
綾火も冥達を片付けてやって来たところだった。たんぽぽにお前が居ないうちに綾火を片付けると言われていたから心配した仄は綾火の無事を見て泣くほどに喜ぶ。しかし直接仄を助けたのは自分なのに、兄仄が自分よりも綾火に駆け寄ったのが霞には面白くない。学校では仄を守るのは綾火だが、自宅と休日は自分だ、それなのに日曜日は勝手にその協定をやぶったよねと。こんな強力な妹がいるのなら、しかも休日は自分の持ち分だと兄の護衛を重視しているのならずっと霞でもいいんじゃとも思ったが、綾火には仄との別契約があるんだろう。あの力の源泉になる様な。
もういっその事、二人で暮らしちゃおうかと言う綾火。
中二病に続いて今期の同棲アニメかよ!
綾火の他に霞までと、仄の強力な守護者が居たのが分かったが、塔の魔女側も戦力の強化が始まった。囚われていたメデューサが脱獄したし、クロノワールはこの町に集まって来ていた塔の魔女を30人ほどかき集めていたし。この世の終わりだとも言われたメデューサなので、余程強いんだろうな。実は乙女ゲーが好きとか言うオチ無しね。