銀の匙 Silver Spoon 第2シーズン・第4話
西線九条、あらわる
南九条か。西線九条って書いても札幌の人間しか分からんなw
前回障害を初めて跳んだ新入部員達が早くも競技に参加。しかし流石にびびってる。「ハレ」の場で初めて跳ぶのだから仕方ない。しかも乗馬服もそれらしいのを着てるし。どうしたんだろう。やっぱり各自で新調したんだろうか。
御影もやや緊張気味。先日の乗馬クラブでの競技の時はあんなにリラックスしていたのにどうしたんだと言う八軒に、御影はあれは身内での話だからと。後からも描写されるが、御影はこう言う舞台ではなかなか力が発揮出来ないらしい。
それに対してナイロンザイルの神経を持っていそうなお嬢様キャラ登場。これが南九条。
御影の中学時代の同級生で、一緒にエゾノーの推薦を受けたが今は清水西高校。つまりエゾノーは(ry
て言うか、それってもしかして常磐以下って事なのか?
お金持ちっぽいが、道東道の建設で農地が売れてまとまったお金が入ったかららしい。そんなに高く売れたのか。御影の回想だと随分前からいい羽振りに見えたが。
勝手に御影をライバル視しているが、南九条は小障害飛越Cと言う初級クラスで御影はBだから対戦にはならない。怖じ気づいて逃げたのねとのうのうとのたまう。
小障害飛越Cの競技が始まり、エゾノー馬術部の新入部員が次々と挑むが、みんな緊張しているせいか障害を落として減点されてしまう。大口を叩いた南九条は悠々と障害をクリア。悠々と・・・。悠々すぎて制限時間を超えてしまうのだが。
八軒の番が回って来るが、新入部員の中では最後に障害を跳べたと言うのもあるし、もうガチガチ。でもそんなんじゃ馬に伝わってダメじゃん。おまえはこの間何を学んだんだと言いたくなった所で、ムチを高々と掲げた八軒は、マロンにあてるのではなく、自分にムチをあて、全てをマロンに託すと。
目の色の変わったマロン、障害をクリアしつつどんどん進む。八軒がヘマをしてもそれをカバー。八軒も集中して乗りこなそうとするが、最後に落とし穴が待っていた。慎吾、こんなところで弟に罠をはるとはw 動揺した八軒が右の鐙を外してしまい、ゴール目前で落馬の危機。辛うじてゴール前の落馬は逃れ、その時点で3位に入る。結局は最後の一人が八軒よりも良いタイムを出して4位だが、この間の教訓を生かして落馬しても手綱を手放さない。でも着地したら今度は離さないといけないらしい。
小障害飛越Bでは御影がやはりマロンに乗って出場。マロンこれで少なくも今日は3回だけど大丈夫なのか。マロンとの信頼関係の厚い御影は快調に障害をクリアして飛ばす。ゴールした時点で暫定1位。すげーや、マロンと駆け寄る八軒にマロンは冷たい反応。
これ、「ば~っかじゃねえの」の顔に似てるんだけどw
でも何だか上の南九条の表情とも対をなしてるなあ。
打ち上げは・・・これはやっぱりジンギスカンなんでしょうか。
たっぷり食べた後で、八軒は牛舎の当番実習に戻らなくちゃならないのを思い出して、すぐに帰ろうとするものの、路線バスはすぐには無い。先生が指差した先にはマロンが。
公道を乗馬で帰る八軒は気持ち良さそう。
で、やっぱり公道だと馬糞を掃除する人間が後を追うんだ。
これで思い出した。
私が小学生だった頃、札幌市内とは言っても市電の路線範囲を超えた市街地はまだまだ田舎で、幹線道路がなんとか舗装されている程度で住宅地周辺は全部砂利道だった。そんな時代にバス通りに未だ荷馬車が走っていた。そして見事にバス通りに馬糞を落としていた。当時はそう言うものだと思っていた。
今は違うんだろうな。