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今期のアニメの鉄道描写でちょっと言いたくなった事

年末年始でネタ切れwと言う訳ではないようなある様な、ともかく今期アニメが最終回を迎えて、それってどうなのよとふと思ったのをメモする見たいに書いてみます。

COPPELION・第13話

COPPELIONは201系電車が登場した時から、ミリタリー関係の絵に比べてこの201系の絵はちょっとなあと思っていましたが、最終回ではあーあやっちゃったよと言う感じの場面がありました。

でも断っておきますがCOPPELIONは話の内容的には好きでした。生物をどう弄ったら放射線耐性が付くのかの理由は「それは設定」と言う事で目を瞑って話は好きでしたよ。だから作品自体にどうこう言うつもりではないです。

201系に鉄蜘蛛が覆い被さってます。その上にさらにビルから落下した球形の貯水タンクが乗ってます。そしてそれらが201系に被さって進んでいます。
参考資料
架線の高さ、どんだけあるんですか?
201系の屋根から10m近く離れているんじゃ。どこにそんな巨大なパンタグラフ積んでるのか。
この絵も苦心して架線がある様な微妙な絵となっています。

それが今度は上から見たらもう誤魔化しようがありません。
参考資料
架線描けません。
だって鉄蜘蛛より上だとあまりに高い所に架線がある事になるし、鉄蜘蛛の下じゃ架線が支障しているのが明白になってしまいますから。

この絵には何気なく集中冷房装置が2機も積まれている事になっています。
中央快速、混雑するから2機積まないと冷えないんだな(をい
(見返しの時に場面が探せませんでしたが、見てる途中で3機積んでいた場面もあった記憶が)


荊(戸松キャラ)が歌音(堀江キャラ)を見捨てずに助けようとする感動の場面。
荊が201系の扉から手を伸ばして今にも落ちそうな歌音の手を握っています。
参考資料
参考資料
普通ならここまで手を伸ばすと、吊られている人間は道床に足がついていて、バラストの上(かスラブ軌道の上)を引きずり回されている事になりますが、それではまずいと言う事で、高架橋が201系の走行している線路のすぐ近くで下が見える状態に崩壊している事になっています。

しかしそれは不味い。何しろ201系が走行する架線がちゃんと張られていなくちゃならないので支柱が残ってなくちゃおかしい。もし支柱が残っていたら、支柱にドカンドカンと歌音はぶつかっていなくちゃならないです。多分ここも作画が苦心して、これ以上引いた絵にしてません。引いちゃったらおかしい事がバレるから。


原作マンガは静止画ですから、多分一枚絵で描くとあまり変じゃなかったかもしれないのが、動画になると恐ろしい状況を燻り出します。アニメはそれを誤魔化して描かなくちゃならないですね。

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