舞台探訪・北へ。~Diamond Dust Drops~・~函館~茜木温子篇
今を去る9年前の4月に放送された「北へ。~Diamond Dust Drops~」は好きな作品の一つです。特に函館の茜木温子篇はトップバッターと言うのと函館が好きな都市と言うのもあって作中で一番好きなパートです。
ただ、声優さんがその後に残念な事件があって業界から居なくなってしまったのだけが心残りです。
冒頭で「私、茜木温子。函館生まれの函館育ち」と言うナレーションで登場する函館朝市。
作中では青いかまぼこ型の屋根の函館朝市の建物が見えます。しかしこの今年10月の時点では空き地になっています。作品が放送された平成14年には確かにこれがありました。
下は6年前の平成19年に函館に行った時に撮った写真です。
いずれもロワジールホテル函館から。
温子がラジオ番組「催馬楽笙子のカプチーノブレイク」を聞きながら配達の車を運転する場面で出る駅前らしき風景。
駅前通の特徴あるアーケードが見え、棒二森屋の様なWAKOの様なデパートが見えます。が、どのみち市電がこの方向で走る事はありません。
今回はWAKOに合わせてみました。と言うのも、遙か昔のガス会社経由の路線が残っていた時代ならこの電車の走り方もありえたからです。また、WAKOがこの10月31日19:00を以て建て替えの為に閉店すると言う告知も出ていたからです。四十年以上前に初めて函館に行った時には未だ真新しいWAKOだったのがとうとう建て替えかと思うと感慨深いです。
その直後、温子は雨の中佇む倉田を見つけます。中古レコード屋で大量にレコードを買った倉田を乗せて温子が倉田のマンションまで行く場面です。
高田屋嘉兵衛像が高々と聳える高田屋嘉兵衛通りです。
例によって鮮魚の箱を抱えたまま転びそうになって踏ん張ったせいで温子は右足を痛めます。これじゃ車の運転できないじゃないと言う所で、倉田が代わりに運転して配達を手伝う場面。
五稜郭公園前の交差点です。ここは北洋銀行がそのまま残っているおかげで当時の雰囲気が未だ結構ありますね。
本当はもう少し色々な場所が登場しているのですが、今回の函館行きは1日目に夕方から身体の具合が悪くなって翌朝までずっと寝込んでいたと言う事があって回りきる事が出来ませんでした。歳を取ると身体が言う事をきかなくなって来ます。