フォトカノ・第1話
あれ?この主人公には欠陥は無いの?w
(最近は主人公には何からしら問題があるのが普通なので)
父親からのお下がりの一眼レフデジカメを貰った前田一也は夏休み明けさっそく学校に持って行って被写体を求める。ところで8月20日で始業式とかTVのキャスターが言っていたが、そんな時から学校が始まるのは北海道とかだろう。少なくとも関東以西じゃないよね。舞台はどの辺りを前提にしてるんだろうか。
登校中に幼馴染みの新見遙佳にさっそくカメラを見つけられて「私を撮ってくれる?」とか言わせしむるし、そしてその頃にはもう写真部の部長九堂博道に目をつけられているし。
カメラを持ったらいままでの単なる同級生が被写体として意識されるとか。えー、カメラを持ったからと言って必ずしも写す物は人間にならないんじゃないのか。フォト部の変わり者実原氷里みたいに空を撮るとかあるだろう。私も雲の写真は大好きだぞ。
一也はその勢いで体育館に居た早倉舞衣をいきなり撮ってしまう。これ、普通ならきゃー変態とか騒がれる場面じゃないのか。
この他にも間咲ののかにも撮ってくれとか言われるし。そのくせ「べー」だったが、あれはあれでポイントだろう。
これらの一部始終を見ていた博道が無理矢理写真部に誘う。写真部は盗撮とかではない、本人の了解も得たりするギリギリの写真を撮るのを旨としていて、そのせいで元は写真部だったのがそれに反発して分離したフォト部と言うのもあった。最初、部屋の中に暗幕があったのは「え?デジタルの時代だけど、フィルム現像もしちゃうの?」とか思ったのだが。
ともあれ、両方から迫られて一也なりに考えた結果写真部に入る事になった。別に両方断ってもいいんじゃとか思ったが、写真部に居れば色々教わる事もあるだろう。
と、言う訳でこの作品は「写真を撮る」と言う設定上の大義名分をかかげてあんな格好やこんな格好を毎週画面に曝す話になるのですな。