たまこまーけっと・第8話
たまやの餅がうまいのでついつい沢山食べてしまうデラ。そのせいでぶくぶくと太って満足に飛べない状態に。チョイはデラの食べ過ぎを牽制するが、事態はそれだけで済まなかった。かんながデラの為に作ってくれた鶏小屋だったが、それ、見るからにデラには小さいんじゃ?案の定、デラは自力で入れないし、無理に押し込めたらデラが鶏小屋の形になってしまう始末。
以前よりさらにデラが太ったせいじゃないかと言うが、そりゃ確かに以前よりちょっとは太ったのかもしれないが、それにしても一回り小さくて仮に入れたとしてもやはり窮屈なのには変わりがないんじゃないのか。それは一流の大工としてどうよ。
とは言ってもこれが引き金でチョイが危機感を抱いたのは確かで、かんな達も手伝ってデラはダイエットをする事になった。しかも危機感ゆえに食事制限から。その事をたまこが家族に話すとみんなの反応がそれぞれで楽しい。あんこが私もと言うと子供のくせにと言われ、それに対して子供じゃないもんとふくれたり、じいさんがデラに甘くてそっと差し入れを持って行ったり。
この調子だとデラを置いて学校に行ってしまってはその隙に間食してしまう危険性が出てきた。そこでデラも学校に連れて行こうと、そして監視役としてチョイも学校に行こうと。デラは難癖をつけてチョイが来ない様にとしむけたが、かんなが制服までも調達してくれる。この時のチョイが制服にあこがれている感じの表情がとてもいい。そしてみんなと一緒の登校場面、ここでも制服を着た姿を意識するチョイがいい。
しかしデラが言うまでもなく、こんなにいきなりチョイが学校に行っていいのかと思ったら、八木先生がまたいいかげんで、仮交換留学生の見学参加者とか言われてそんな気がする、そうだそうだと認めてしまう。
放課後のバトン部の部活の時にもデラはしごかれる。かんなの提言で今日はデラを滞空させてそこをバトンを飛ばせる。デラはそれをよけなくてはならない。音を上げるデラだが、これにチョイが参加してジャージ着て、しかもバトンをちゃんと飛ばせるとか。
しごかれた甲斐あってデラはうさぎ山商店街を猛禽類のごとく悠々と飛翔する迄に鍛え上げられた。鍛え・・・贅肉が取れて胸筋が鍛えられたせいで逆三角形ならぬ逆涙滴形となったデラ。その姿、妙だぞ。
とは言え、これでデラは念願の自由な飛翔が出来る様になった訳だ。こうなるともううさぎ山商店街に留まる理由は無くなっちゃうのだが・・・
今回はデラの七変化が面白かったなあ。
それから色々と可愛い場面も。