PSYCHO-PASS サイコパス・第14話
薬局で強盗殺人事件。しかしセキュリティシステムは犯人のサイコパスを平常値として認識したせいで犯人はなんなく中に入って行けた。そして薬局員を殺害して薬を調達。
犯行が露見したのは犯人がゆうゆうと帰った後で、防犯カメラの記録には犯人の姿がはっきり写っていた。そしてサイコパスの測定値も。今のセキュリティシステムはシビュラシステムの信頼性に頼っている為、サイコパスの測定値が間違いなければ通れると言う。あれ?ちょっと変じゃない。いくらサイコパスの測定値が平常値と言っても関係者以外が入れてしまうセキュリティシステムって(但しこれは後から分かる)。この時点では宜野座達はそこをおかしく思っていない。
それにしてもあのヘルメットはいかにも怪しい。あれでサイコパスをごまかしているのではないかと誰もが思ったが、もっともらしいサイコパスを生成するにはでっかいスパコンを随伴していないと無理だと弥生は言う。
この男、次は世田谷の繁華街で事件を起こす。またあのヘルメットを被って出現し、女をハンマーで殴り殺すのだ。周囲の人間はそれを漫然と眺めている。なんでそうなるかな。モニターはこの男のストレス値を検知出来ず、殴り殺され様としている女の方に寄って来る。
この現場にも宜野座達が検証にやって来るが、防犯カメラに写った周囲の人間の異常性に驚愕する。絶対的な信用のあるシビュラシステムのせいで人々は安全を疑う事が無くなったと言うのが理由らしいが、それはどうかなあ。いくら全体が安全になったと言っても無条件に他の人間を警戒しなくなるなんて事は人間には本能的に無理だと思うのだが。
そこに現金輸送車襲撃の連絡が入った。やはりこちらもあのヘルメットを被った一団。宜野座は縢と弥生を連れてそちらに向かう。残された側で朱が「犯人は何でこんな事を」と呟くが、その一言で狡噛ははっと思い至る点があった。被害者藤井博子があれだけ憎しみを込められて殺された以上、犯人には相応の動機があるはずだと。調べてみたら藤井博子の周辺で長い間外出していない人間が居た。藤井純銘はここ二週間程外出記録が無い。
藤井純銘のマンションに行ってみればこれが大当たり。
憎しみ込められすぎ。
朱が別の部屋を見に行った時に男が飛び出す。すかさず狡噛がドミネーターを向けるが「犯罪係数32。刑事課登録監視官」
おい、朱の顔が出てるぞw
これではっきりした。あのヘルメットは近くに居る別の人間のサイコパスを受診してそれを放射しているのだ。今回は朱が居たからそれを反射した。世田谷の事件の時には周囲の人間の誰かのを反射していたのだ。
あのヘルメットには近くに正常な人間が居る時にはドミネーターは使えない。狡噛は志恩に依頼して藤井を誰も居ない倉庫の方に追い詰める。そして朱は藤井に近づくなと。
追い詰められた藤井に狡噛と征陸がドミネーターを構えた。
「犯罪係数282。刑事課登録執行官。任意執行対象です。セーフティを解除します」
そりゃどうも、ワロタww
とりあえず気絶で済んだが、狡噛はぶち殺してやりたいとか考えたそうだ。エリミネーターにならなくて良かったとw
現金輸送車襲撃犯の方は槙島と合流したが、奪った現金をそっくりぶんどろうと槙島を襲うとするが逆にやられる。槙島が落ち着いていたから何かしかけでもあるのかと思ったら、槙島って普通に強いんだ。
そりゃ第一話の冒頭で狡噛と戦うシーンがある訳だ。