ささみさん@がんばらない・第1話
最後まで見て、結局この作品が何をしたいのか分からなかった。
個々に起きてる目の前の事象は分かる。月読鎖々美はひっきーで外に出たら吐く。兄の神臣は物事をよく知らず異様なシスコンで、顔は出さない。三姉妹の最初に出た野中藍キャラのたまは何を考えて生きているのか不明。大体、川から出てきたらもっと濡れていてもいいじゃないか。お前の服は防水コーティングでもされているのか。つるぎは学校でエロゲする教師。かがみが一番まともそうなのか、未だ本性を出すまでに至ってないのか。いずれにしても、三姉妹でチョコと闘う。
チョコが世界を覆う現象に比べたらAmazonからのあんなでっかい箱が受け取り確認もされずにドア越しに放り込まれるのなど些細な事だろう。
そうやってAmazonで折角買ったチョコを兄にバレンタインデーにあげたのに、物知らずの兄は「お弁当」と言われたままに受け取って、それをおなかをすかしたたまにあげてしまった。バレンタインデーのチョコとも思わなかったから、受け取って胸ポケットに入れたのか。チョコならポケットに入れないよね、溶けるから。
最初はそれを腹立たしく監視していたささみだったが、兄がバレンタインデーを理解していないと知って、改めてチョコを注文しようとしたら世間がチョコにまみれだした。恋と選挙はどこに行ったw
このチョコにまみれた世界と三姉妹が闘う。この場面は画面どおりの事が起きていると思って良いのか。あるいはささみに起きている事象を象徴的に三姉妹が何とかしているのか。だからこの作品がどこに進もうとしているのかが分からない。もっと情報が増えないとダメか。
もしこのまま不思議世界が続くなら、はぁそうですか、そう言う作品ですか、で終わりそうな気もする。
シャフト&新房演出を楽しむ位しかないかもしれない。