PSYCHO-PASS サイコパス・第9話
ベートーヴェンの9番をBGMに槙島と二人で話していた男の素性が判明。泉宮寺豊久、2002年 月生まれの110歳だそうだ。脳以外の肉体を全て人工の体にしているとの事。人工の体と言っても手や足の様な主立った機能が運動を司る部位ならまだしも全身となると維持するエネルギーを何に頼るのか、頼り方によって消化器要らないとか、その辺りが面倒な説明になりそうなので、取り敢えず見かけは普通の身体だけど全て人造物と言う理解でとどめておこう。それにしてもインタビュアーの女性はそう言う仕事を生業にしてる割には嫌な聞き方だったな。
朱は狡噛とお出かけ。人工知能にでえとですかと言われて強く否定する朱。少なくとも今の朱の意識はそうっぽいな。車ででかけて途中で狡噛をを拾うのだが、その時に狡噛が言うには外で喫煙しようとしたのをロボットに見咎められて噛みつかれそうになったと言っていた(噛むのはおまえだろ、狡噛だけに)。じゃあやっぱりあのタバコはホログラフじゃなくて現物なのか。この時代にもなって未だタバコを他人の前で吸えるんだ。
狡噛が朱を連れて言ったのは犯罪心理学の元教授の雑賀譲二の所。
ちょw、落水荘を露骨にモデルにするのヤメレw
さあ誰かペンシルベニア州迄行って聖地巡礼するんだ。行けるものなら私は行ってみたい場所なんだけど。何十年か前に東京でライト展をやった時に落水荘のモックアップが展示されてその時に中に入ってみたが、予想よりもかなり狭かった。ひょっとしたらモックアップはスケールをやや縮小していたのかもしれない。
雑賀は犯罪心理学の権威すぎて朱の様子だけ見て家族構成などを的確に言い当てる。雑賀が「元」教授なのは大学での雑賀の講義は犯罪者の心理に深く踏み込む為に、受講者によってはその対象者の影響を受けて本人の犯罪係数が上昇してしまう事象が出た為だった。
狡噛が今回ここに来たのは朱に雑賀の講義をして貰いたい点と、雑賀の受講者リストから該当しそうな人間が居るかを探すと言う点だった。標本事件を筆頭とした一連の事件の背後に居る筈の人物のプロファイリングの為だったが、結果的に当て嵌まる人間は居なかったらしい。
ところが雑賀の所から戻って来たら宜野座がいきなり狡噛に噛みつく。何故朱を連れて行ったのか。何の為に監視官と執行官が分かれていると思っているのか。またこうやって朱を引き込むつもりなのか。そして子供扱いされた朱が反論。宜野座の考え方には承服しかねると。朱も朱で、強烈な反応だった。
腹に据えかねた朱が部屋を飛び出して局長を通じて文句を言って貰おうとする。しかし征陸がそれを制止。
実は宜野座の父親がやはり刑事課で、当時は犯罪係数のシステムが始まったばかりで、犯人捜査にのめり込んだ為に犯罪係数が上がってしまって世間から指弾されたのだと言う。だから宜野座にとっては犯人追究によって潜在犯になったのは、父親、狡噛と、既に二人で居る二人も出ているのをもうこれ以上出したく無いと言う。そう言う気持ちがあるのだと言う。