お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ・第9話
銀兵衛の様子がおかしい。人目を避ける様にして校内の林の中へ。そして立ち入り禁止区域へ。
秋人は普段ならそんなに気にしないと思われるのに、こう言う時に限って銀兵衛の事を気にしてその後について行く。
行ってみれば銀兵衛は猫を拾って餌をやっていたのだ。怪我をしていたのを拾って手当してやったのがきっかけらしい。まあ校内で猫を(事実上)飼うと言うのはあまり目立ってやれる事じゃないので、そっちに向かう時に人目を避けると言うのは分からないでもない。
でも他に人がいなさそうな時にどうしてそう猫相手にツンデレみたいな真似をw
もっと自由にでれでれしてもいいよ。
そんな場面を秋人が目撃してしまう。そう言う意味では秋人にそのツンデレっぷりを見せるのは意味はあった。ただ、秋人はそこに萌えるかどうか分からないが。うっかり音を立ててしまった秋人の方に銀兵衛が近づいて来るので秋人は猫のふりをしてみせたら、これがまた銀兵衛のにゃ~まで引き起こして銀兵衛が焦る。
ところで銀兵衛は隠していたみたいだが、秋子の友人達にはバレてたみたいだ。
秋人が風邪をひく。そう言う訳で原稿の締め切りを待ってくれと神野に電話。一方で学生寮の方では秋子が秋人が風邪で寝込んだ事について、自分の責任だから自分がつきっきりで看病しますと大演説。
しかしそれは逆効果で、まるで誘い水の様に銀兵衛とアナとありさが自分こそ秋人の看病をすると言い出した。看病するなら黙ってやっていれば良かったのに。この争いに嵐も加わるのかなと思ったら、今回は嵐は一番の良識派で、もめる4人に対してだったら時間を区切ってその割り当て時間は他の者は一切口出ししない様にすればいいと調停。
最初はありさで、何か沢山の物を持って来たと思ったら、全部食べ物系。ネギを除いて。ありさは天才と言うふれこみだったが、限度と言う物をわきまえてなかったか。健康な時でも全部食べられないだろ。最初に蓋を開けたのは中華粥で、こう言うのは私も病気の時に食べた。レトルトでも中華粥は売ってるよね。ほどほどに鶏ガラの味がしておいしい。ありさは深セン粥って言っていたが、そう言うのがあるのか。
三時間後にアナが来た時にはある意味で惨状。ネギ、どこに挿してるんだよ。次のアナは何も出来ない。看病経験なら大丈夫よ、と豪語したその内容はぬいぐるみの事で、人間の事じゃなかった。ただじっと見守るのみ。時折下半身を拭いてさしあげましょうと言うけど。どっちかと言うとそれで秋人の睡眠を妨げた方が多いかもしれない。
漸く寝た秋人にキスしようとして秋人に気づかれ、アナもこれまた普段とは違うツンデレ状態。
アナの次は秋子で、ひざまくらをしたものの、一番の看病にはなったかもしれない。
最後に銀兵衛。この時間になったらもう秋人は完全に寝てしまって、何が出来る訳でもない。もし熱があったら水枕とか、そう言う伝統的な看病をしてやれる位だろうか。でも寝ぼけて銀兵衛の手を引っ張り込む程の力があったらもう大分回復に向かい始めているんじゃ。
銀兵衛、秋人の寝言で昔の事を思い出すのはいいが、ふとんはかけてやれ。ついでに一緒に寝ればよいw
でも秋人との最初の出会いは最悪だった・・・・・・
で、今回、ここで切れちゃうの?