今期の少女アニメ三作が大当たりだった件
そろそろ今年の秋アニメが最終回を迎える。三作とも10話が終わった。もう言っちゃっていいだろう。断定してしまっていいだろう。今期の少女アニメ三作は大当たりだった。
今期が始まる時にどうやら秋アニメは少女アニメが三つもあるらしいと知って、何でまたこんなにかぶせるんだ、どうせこの中で見続けるのはせいぜい1本だろう、なんて思っていた。いつもの通り、事前知識無しで白紙で見るのを心がけているので、第1話を見てから「デザートから2本とかどうなの」と思った。
とは言っても第1話はどれも悪くない。これは基本的に女性向けアニメの第1話の掴み方が大抵うまいのがあると思う。別に三本ともちゅーで始まったからじゃないw
まずは神様はじめましたにぐっと心を掴まれた。あのEDの「あんああんあん」は卑怯だ。それとこの作品のちょっと変わった三角形の口も気になった。しかしそれらは小道具。やはり話が面白くなくては。EDへの引きも良い。
次にとなりの怪物くん。これは戸松さんの語りが成功したと思う。非常に味が出ている。そしてこれも戸松さんだが、OP「Q&Aリサイタル!」が良い。今期のOPの中で一番と言って良いほどに気に入った。そして隠し味は夏目。その一方で春は傍若無人すぎてイマイチ好きになれないキャラだった。
そして好きっていいなよ。こちらは少女アニメとしては形としては典型的で未だに大和が何でめいを好きになったのかよく分からないw まあ萌え豚向けアニメではもっと典型をやってるのでここは様式と言う事にしておこう。そう言う形の上でめいのゆらぐ心がうまく描かれている。
と言う事で、特に月曜深夜などはガルパン・神様・怪物くんと今期の楽しみな作品が一気に三本も放送されるので大変だった。大変だったけど、とても充実していた。それがあとちょっとで終わってしまう。非常に残念。
こうなると神様と怪物くんの後継が少女アニメじゃないのも残念。