物干しになっていた長砲身はIV号戦車で換装。
自動車部の技術力は世界一ぃぃぃ!
追加されたルノーB1bisは追加チームへ。誰が追加かなと思ったら、ここまでに登場していたキャラと言うと、そど子か。そど子をメインにした風紀委員3人のチーム。どの子も同じおかっぱじゃないかと思ったのだが、公式Twitterによると風紀委員はそう強制しているのだそうだ。
強豪校サンダース大学付属高校とアンツィオ高校に連勝してノリノリの大洗女子学園。初出場で準決勝まで来たんだから充分だよねと言う声も出るが、ここでまたも桃ちゃんが負けたらダメなんだとそれを否定。まただよ。これは絶対何かある筈なんだが。
生徒会長がこのあと大事な用があるからとみほを呼び止める。とうとう来たか。ところが生徒会室に行ってみるとあんこう鍋の準備がされていて、話はそっちにばかり行ってしまう。みほ、はぐらかされるたびに何度も何度も突っ込む。結構そう言う面はしっかりしてるんだな。でも結局は聞けずじまい。会長はそんな事を気にせずにのびのびやって欲しいと言う。
次の対戦相手は昨年優勝のプラウダ高校。みほが黒森峰から大洗女子学園に転校し戦車道を一度捨てた戦いの相手だ。プラウダ高校は一旦引いて相手をおびき寄せて叩くのを得意にしていると言う。ナポレオン戦役の時も第二次世界大戦の時もそうなったからなw
それで思い出したが、こう言うアネクドートがあった。
中東戦争でエジプト軍がイスラエル軍に歯が立たなくて圧倒されたのを見て、当時エジプト軍の軍事顧問に入っていたソ連がなぜエジプト軍が自国の優秀な兵器を供与されたのに負けたのか調査した。
調査の結果、兵器の運用が間違っているのが判明した。ソ連軍の運用方法には以下の様に書かれている。
「自国領土の奥深くに敵を誘い込み、冬が来て雪が降るのを待つ」
さてガルパンの対プラウダ戦だが、そうは言ってもT-34/85、KV-2、JS-2など15輌が参戦するらしい。サンダースの時は10輌でも多いずるいと思ったが、15輌とかなあ。ルールはもうちょっと何とかした方がいい。みほは当初敵のフラッグ戦車を目指して一気に叩くのは失敗した時に危険と言う事で作戦を立てた様だが、果たしてそれではない作戦はどんなのが出来たのだろうか。それは結局日の目を見ずに終わるのだが。
準決勝の対戦ステージは北緯50度以北。樺太の日露国境線より北か。もうそれだけでプラウダ高校に誘い込まれてる様なもんじゃないか。それなりの寒さ対策をしたものの、それでも寒い。確かに大洗女子学園の様に茨城県の人たちだと北海道以北の冬の寒さはあまり想像出来ないだろう。とは言っても、これの季節は一体いつ。こんなに積雪があるとか。
上陸したら敵将カチューシャがやって来た。戦車道をやる者として対戦相手に事前に挨拶するのは礼儀なのか、はたまた聖グローリアナの女学院のダージリンに敵の隊長が西住みほと聞いて見に来たのか。でも完全に大洗女子学園の事を見下してる。背が小さいけど、肩車して見下してる。
そんなプラウダ高校相手だが、大洗女子学園のみんなは意気軒昂。負ける気がしません!とか、それどう見ても負けフラグ。おかげでみほは慎重な作戦を用意していたみたいだったものの、みんなから行け行けの声に押されて生徒会長もそれを認めてしまった為に短期決戦に出る事にする。確かにこの寒さでは短期決戦そのものは仕方ないかもしれない。
いよいよ準決勝開始。プラウダ高校はカチューシャの歌とともに進撃。ロシア語で歌っとる。
ここは圧倒的に進撃する雰囲気をショスタコーヴィッチの森の歌の「スターリングラード市民は前進する」(YouTube)(画面の日本語タイトルはソ連のスターリン体制を隠蔽した嘘翻訳)でやってみて欲しかった。
まずは3輌を確認して砲撃戦開始。あっと言う間に2輌を撃破して追撃に入る。さらに前方にフラッグ戦車が見えてまたも1輛を撃破し、勢いに乗って大洗女子学園の各チームは速度を上げて突進しだした。みほの制止も聞かずに。どこからどう見ても誘い込まれている。小さな町の中に入ったところで大洗女子学園は周囲を敵戦車に囲まれている事に漸く気がつき、周りから激しい砲撃を受ける。
逃げ道が無い中、みほは近くに見えた大きな建物の中に全車輌を退避させる。よくもまああの猛攻の中、防御力の弱い大洗女子学園の戦車が1台も欠ける事無く逃げられたものだ。III突は履帯剥離、IV型は砲塔故障したが。
砲撃が止むとカチューシャからの降伏勧告がやって来た。土下座して自分よりも小さくなったら許してやろうと。回答まで3時間待つと言う。この寒い中、3時間。しかも観戦客なんて外ですよ、外。
もうここまで来たら負けても仕方ないんじゃないと言うみんなに桃はまたも強烈にそれを否定。勝つ以外に道は無いんだ。次なんて無いんだ。そしてとうとう理由を話す。優勝出来なかったら大洗女子学園は廃校なのだと。
TARI TARIに引き続いて、こっちもいきなり廃校ですか!
しかも在校生の卒業まで待てない?
(TARI TARIで廃校設定を強く批判した人たちはこちらもそう言うのだろうか。それともこっちはTARI TARIよりも圧倒的に「架空の話」が強いからこちらはいいんだよと言うのだろうか。ちなみに私はTARI TARIでもそれはそれでいいんじゃないのと言う意見)
前回、漸く戦車道をやって来て勝つ事が全てじゃないと思ったみほに、いきなりの勝たなければ後がないと言う事態。これはまた単に勝負に関する試練ではなくて、人生をも巻き込んだ試練じゃないか。