PSYCHO-PASS サイコパス・第8話
標本事件の犯人と目される藤間の居た桜霜学園の生徒がたて続けに殺されてオブジェにされる事件が発生したので、当然の事ながら桜霜学園に捜査が入る。狡噛の、幾つかの事件の背後に共通犯が居る筈だと言う説を否定する宜野座は今回も藤間の犯行を前提に捜査を進める。ところが不審者が出入りした形跡が無い。その上聞き込みではさらに2名の学生が行方不明になっている事が分かって究明が切実になる。
狡噛の方はそうではない。標本事件と今回の事件を見比べて実行犯に共通性が無いと言う。標本事件の時は犯人に主張があった。殺される相手の素性、そしてその素性に対応した加工の仕方。ところが今回の犯人はそれが無い。だから別人だろうと。
では別人として犯人は誰なのか。その手がかりとして狡噛は今回の死体オブジェの写真を携えて所沢矯正保護センターに行く。ここには犯罪係数が高くなって外で執行官に出くわしたらたちまちミンチにされる程の人間が収監されている。係数オーバーだったら有無を言わさずに執行されると言う訳じゃないのか。この違いは何だ。
中にはとても幸せそうなやつが居るじゃないかw
その中の一人は美術品鑑定のプロフェッショナルだった。狡噛の持って来た写真を見て即座に王陵牢一と同じだと言う。王陵牢一を知らない二人に彼の作品の写真を見せる。これは確かにそうだと納得する二人。すぐさま王陵牢一と関係しそうな人間を学園内に検索したらたちまち王陵璃華子がヒット。牢一の娘である事も判明。
一も二もなく桜霜学園へ璃華子の捜査に踏み込む狡噛。ドミネーターを向けたら400超。
「犯罪係数472。執行モード、リーサルエリミネーター。慎重に照準を定め・・・」
狡噛にミンチにされる寸前に教師が邪魔をしてしとめ損ねる。その隙に協力者の手引きで逃げおおせる璃華子。
ところが璃華子は槙島に見捨てられた。地下施設で璃華子は「狩り」の対象とされた。こいつか、ベートーヴェンの第9の趣味があるのは。敢えない最期を遂げる璃華子。
王陵璃華子の件が明るみになったら「槙島先生」に辿り着くのはすぐかなと思ったら、桜霜学園の中では柴田先生だったんだな。とは言っても関係者総当たりでいぶり出されないのだろうか。
また璃華子以外にも槙島先生の協力者が居たが、あれってひょっとしたらチェ・グソンがホログラフで化けてたのか?
今回、朱が狡噛のタバコを煙たがっていた。
あれはホログラフじゃないのか。
ゴートの女王タモーラは、シェイクスピアの「タイタス・アンドロニカス」が出典らしい。
是非、絶園のテンペストと繋がりをw