トータル・イクリプス・第17話
崔が「私の事を好きになってもいいわよ」と言ったのが気がかりなのか、食事中も唯依の様子がおかしい。そこにまたあの崔。もう勝手にユウヤの事を恋人以上扱い。そんなので対インフィニット戦は大丈夫なのかと言うユウヤに、いくら見えないと言っても相手に一発撃たせれば場所が分かる。負けるなんて思っていないと強気の崔。そして自分が勝ったらユウヤとハネムーンに行くと言う。
ぶっ飛びすぎじゃ、あんたw
米軍なめんな。崔のバオフェン小隊はあっと言う間に崔を残して全機やられ、残った崔もレーダーにはうつらないインフィニットに対して目視出来る距離まで迫る事で一機をたいらげそうになった所で他の米軍機にやられて戦闘不能。
ああ、そうか。一対一の戦いで負けた訳じゃないから崔は米軍兵士にユウヤみたいな敬意を抱かなかったのか。
米インフィニット部隊の圧倒的な強さにどうしたものかと考えながら歩くユウヤにクリスカとイーニァが出くわす。よく会うよねw 丁度いい、お前に聞きたい事があるとクリスカは公園の方にユウヤを連れて行く。さて公園のベンチに座ったクリスカさん、いきなり直球でユウヤに聞いて来た。貴様の事を考えると集中する事が出来ない。このままでは任務に支障を来す。イーニァと言い、お前のせいでこうなるのは一体なんなんだ。教えてくれと。
ここまで言われたら普通なら何もかも了解します。あの中二病な勇太なんて森夏の微妙な言葉に文句なしの反応を示していた。普通ならそうです。普通なら。
しかし、この朴念仁ども、クリスカもクリスカなら(クリスカは特殊な環境で育ったらしいから或る意味仕方ない)ユウヤも、それはきっと俺に勝たなければならないと上司から言われたプレッシャーによる焦燥感だと言い放つ。俺もそうだったと。
もうね、バカか、アフォかとw
もっとも、朴念仁同士の為にクリスカがこれで納得しちゃう。
路上の花売りをイーニァが綺麗と言うので、イーニァに買ってやるユウヤ。そして勿論イーニァの相方であるクリスカにも。ユウヤはそうとしか思っていなかったのだが、クリスカは花を貰うのはこれで二度目だと噛み締める。
ところがそこに崔登場。いきなり「あなた」と来た。「なんで私の夫がこんな所で逢い引きしてるのよ」と来た。何だか痴話げんかみたいなのが始まったのを見て、クリスカはまたも例の「焦燥感」に襲われ、ユウヤ達と別れる。ユウヤと崔が残される訳だが、結構殊勝な事に勝負に勝てなかった事を崔はユウヤに謝る。なんだかちょっとは恋人っぽい雰囲気はあるのだが、それを影から見ていたのが唯依。
「ビャーチェノワ少尉の次は崔中尉だと」
おい、あんた、ずっと前から後を着いて来てたのか!w
何やってんだ、私、の唯依はバーで一人でオレンジジュースで酔いつぶれそうになっていたが、そこにユウヤがやって来る。基地の中のせいか、狭い世界だな。そこにレオンがちょっかいを出して来て、ユウヤとレオンの喧嘩が始まる。もっとも恐らくシャロンが呼んでおいたと思われるMPがやって来て、その場はすぐに退散。
このケリは演習でつけてやる!
と言っても、流石に対BETA戦の頃の緊張感はちょっと無いですなあ。
ついでに作画の緊張感も無かったですなあ。