ゆるゆり♪♪・第12話・最終回
第一期同様に事実上の最終回を前回やったので最後の回はゆるゆると。
特にAパートは最終回らしさの欠片もない日常的なごらく部の風景。へびのおもちゃでみんなの反応を楽しむ京子だが、結衣の反応はそれ程でもないし、ちなつはわざと驚いて結衣に抱きつくし、あかりはへびを踏みつぶしたのかと思って泣いちゃうし。あかりが天使すぎて眩しい!
で、京子、挙げ句の果てが自分で驚いたり。
京子が家から持って来たおもちゃだが、あのぱっちんとか全然知らない。世代が違うせいだろうか。あの缶みたいなのに入っていたどろどろのも知らないなあ。
缶に入っている、で、俄に思い出したおもちゃがあった。アメリカ製のねんどで確か缶の様な物に入っていたと思う。口に入れても安全な小麦で出来たねんどだったかと。色々な鮮やかな色がついている。実にアメリカらしい色が。それを押し出し機みたいなのに入れてぎゅーっと圧力を加えると星形とかそんな形でにゅーっと出てくる。もの凄く独特な臭いだった。
当時の商品名が何だったのかもう思い出せないけど、今でも「カラフルねんど」と言う名前の物が売られているんですな。流石に今は国内生産かライセンス生産かは分からないけどパッケージは日本の物なのでしょう。当時はモロに輸入品で英語しか書かれていなかったが。昭和40年代の初期に遊んだ記憶がありまする。
長いBパートは生徒会主催でごらく部共催の文化祭の劇、白雪姫。
しょっぱい進行と言うのが何だか全てを物語っている感じで、おまえら真面目に劇やっとらんだろ。白雪姫って7人の小人で大量に配役を消費してしまうと思ったが、やってみると生徒会とごらく部と合わせたメンバーで大体丁度いい感じだった。
観客の方にも関係者の家族が居て、その結果ほとんどのキャラの総出演。この辺りが最終回ぽいか。出来る限りの多数のキャラ登場とか、まるでオケの出演者が多いから年末の恒例となったと言われるベートーヴェンの交響曲第9番みたいなもんだね。
スーパーの訳あり品で安売りしていたとめぇーとぉを食べて死んでしまった白雪姫を目覚めさせるのは王子様のキス。王子様は小人とのダブルキャストの結衣。ちゅーしたふりで誤魔化そうとしたが、興奮したちなつが投げたあかりを避けようとしてぐにゅーと伸びた京子の口とちゅーしてしまった。
目覚めてしまった白雪姫に対して王妃様は背景を変形させたロボで対抗。ところがスーパーアカンベーの様に敵味方識別が出来ないから王妃様まで巻き込んで事態は混乱へ。結局このロボットはあかりが止めた・・と言うよりも単三電池が切れたから止まったのだが、止まったクセに爆発するんかい。
何というギャラクシー・エンジェル並みの投げオチ。
ゆるゆりは第一期の雰囲気を全く損なわずに同じ様に楽しめて良かった。おまけにサザエさんとはまた違った同じ年の繰り返し現象がある事が確認され、これで何回でも同じ年代を繰り返す事が出来る事が分かったしw