舞台探訪・おねがいシリーズ(おねがいティーチャー・おねがいツインズ・あの夏で待ってる)・軽井沢編
おねがい三部作(おねがいティーチャー、おねがいツインズ、おねがいマイメロディ・・あ、いやw、あの夏で待ってる)の舞台探訪・軽井沢編です。
あの夏で待ってるのおかげで、そう言えばおねティもおねツイも軽井沢に来てるんだね、と言うのを思い出させてくれました。そしてしなの鉄道が夏まちのラッピング電車を運行していると言うのもあって夏が終わりきらないうちに行こうかと決めたのですが、なかなか天候とスケジュールが合わず漸く9月15日に軽井沢に行って来ました。特にしなの鉄道のラッピング電車は日中帯に毎日軽井沢まで来ている訳ではなくて、かなり限られた日しかありません。それと晴れの天候が比較的安定している日となるとなかなか重ならなかったのです。半月以上待ちましたw
東京を6:52発のあさま503号で向かいます。軽井沢到着が8:10。一応軽井沢は避暑地であるのは認識していましたが、とは言っても東京は連日の熱帯夜と真夏日なのでいつもの東京での格好で軽井沢で下車。朝8時の軽井沢、寒いです。思わず「軽井沢涼し杉ワロタ。手がかじかむんですけど。」とつぶやく程。
では地区別に見て行きます。まずは駅南のプリンスのショッピングモールから。朝8時なので未だお店も開いてませんが、いかにも国土が開発したと言う雰囲気が滲み出る場所です。
夏まち第3話で海人と柑菜が軽井沢に出かけ、駅に到着してすぐに写った場所です。
でもその後は旧軽に向かったので、駅南のショッピングモールに行くのはあまりなさそうではあります。
そしてショッピングモールは夏まち第4話で海人が真奈美の買い物に付き合わされてまたも軽井沢に向かったのをイチカが追いかけた場所でもあります。
それでは駅の北側へ。夏まち第3話で場面が軽井沢になった所で登場。
またこのアングルはおねツイ第9話でも登場しています。
ここから旧軽に向かう訳ですが旧軽のロータリー、即ち旧軽井沢メインストリートの入口までは1.5kmで普通に歩ける距離ではあります。但し、探訪であちこちを歩いた時、あまり時間に余裕の無い時にはバスなどが使えます。観光循環バス北コース、駅前と旧軽のシャトルバス、町内循環バス、或いは草津温泉行きバスなど、各々の本数は少ないですが、全部を合わせるとそこそこの本数があります。バスを使う計画を立てる場合はどれか1路線だけ見て「これしかないのか!」と思わずに全路線を検討してみましょう。凡そ150円程度の料金です。
海人と柑菜は旧軽までの途中にあるホテル・フィレンツェの前を歩いていますので、徒歩で向かったのでしょう。
そして旧軽のロータリーに到着。ここの電話ボックスはおねツイで何度か登場する場所です。この場面はおねツイ第11話で樺恋が麻郁とデートしたいんですと待ち合わせた場所。
旧軽のメインストリートの方へ向かいましょう。
メインストリートに入ってすぐ右手のお店でソフトクリームを買う柑菜。
檸檬先輩達はそれを交差点のお店(オダギリ)から見てるのですが、これは人さえ混雑していなければ大丈夫な距離。
そこで美桜は喉が渇いたからジュース買って来ると行って、哲朗もつきあって行った場所はミカドコーヒー。
いや、そこはちょっと離れているよ。
このミカドコーヒーのとんがり頭はおねティ第4話でも背景でチラと出ています。
そしておねツイの第11話でも樺恋と麻郁が立ち寄っています。
定点ポイントの一つですなw
夏まちではこの後海人と柑菜はもうチャーチストリートの2階に上がっています。チャーチストリートは何度も登場する場所ですが、ここではちょっと手前の地点。
おねツイの第9話で深衣奈と樺恋が麻郁と一緒に軽井沢に来た時のこの場所ですが、実は第11話でも背景に出ます。
SASHI軽井沢の入口ですが、流石に9年も経つと改装されていますね。こう言う変化はこの後大きな意味を持って来ます。
チャーチストリートの入口の階段です。夏まち第3話の場面。美桜と哲朗がミカドコーヒーで飲み物を買って、檸檬先輩にも渡そうとしたのに、檸檬先輩は海人と柑菜を盗撮wして、逃げて来た所。
全然違いますよ、配色とか壁が!
※これ以上離れて撮ろうとすると、今度は手間に傘とかが入るのでこの距離になった。
ここはおねツイの第9話でも登場しますが、色はやはり黄色基調。
さらに遡っておねティの第4話でも黄色基調。
実は今回の軽井沢行は、私の友人が軽井沢でお店をやっているのでその友人に会うのも目的の一つでした。その友人の奥様から聞いた話ではチャーチストリートは今までにも何回か経営母体が代わっているが、昨年頃に代わった経営者の若い社長が色々お客さんを呼ぶ為に改装してるのだそうで、この今の姿になったのはつい最近だとか。放送中に来ていれば黄色い色調の階段だったみたいですね。7月頃から壁に緑の蔦の様なのを着けたとか。
アニメの制作の現地調査はもっと前の昨年の夏以前辺りにやったんじゃないでしょうか。
チャーチストリートの入口の階段を正面から。これは夏まちの第9話。
同じ場所はおねツイ第11話でも。
檸檬先輩に盗撮されているとも知らずにチャーチストリートの2階で話をする海人と柑菜。
さっきの階段を上がってすぐの所です。
一方、海人を探すイチカ。ここはチャーチストリートの聖パウロ教会側です。
「CHURCH STREET」と言うモニュメントが無い!
ここね、現地で凄く探しましたよ。だってあんなに目立つ筈のモニュメントが無いじゃないですか。ここも由緒正しくおねツイ第9話でも登場した場所です。
これも友人の奥様から聞いた話ですが、道路脇のこの部分、妙な囲いがありますよね。実はこの部分の土地はチャーチストリートの所有地じゃないのだそうです。どんな経緯があったのか知りませんが、本来の地主さんから撤去を求められ、その場所は囲いが出来てしまったそうです。これは酷いですねえ。
ここもやはり昨年の夏はアニメの通りだったのですが、今年の夏までにこの状態になった様です。夏まちの放送当時に現地写真を撮った人が居ましたが、そこでは囲いはあったものの、未だモニュメントは残っていたみたいです。
そしてこの向かい側が聖パウロ教会です。夏まち第3話で海人が柑菜を探してチャーチストリートの2階から降りて出て来た所。このあとイチカと衝突します。
例の「囲い」のせいでこのアングルも撮れなくなっていると思います。
ここはおねツイの第11話でも登場した場所。
教会はずっとこのままで残ってくれそうですね。
と言う訳で、予想を遙かに超えて現地の状況が変わっていました。チャーチストリートの変貌は夏まちが今年のアニメと言う事を考えるとちょっとショックです。商業施設ですからずっと同じママと言うのは難しいですが、今年の作品なのにもうその状態が見られないとは。
一方で遙か以前のおねがいティーチャーやおねがいツインズの頃と変わらない場所もありました。同じ場所を違う時代の作品で見比べるのも面白いですね。
しなの鉄道の夏まちラッピング電車についてはまた別記事で。
※噂話は裏を取ってませんので(検索したけどそう言う情報はひっかからなかった)噂話として読んで下さい。
但し、時系列的な状況はその通りです。