舞台探訪・夏色キセキ・下田中心部編
夏色キセキは放送が始まる前は院生の頃に屡々行った下田が舞台と言う事で大いに期待し、第1話が放送されると期待が大きすぎたかかなりがっかりしたが、その後見続けているうちにかなり良い感じになった。最終回の感想でも書いたが頑張る女の子の生活ってのは良いよね。
そんな訳で放送中には行けなかったが、放送後にやはり下田に行ってみたいと言う気持ちになり、かと言って夏コミ前はなかなか時間がとれなくて8月下旬に漸く時間がとれたので行って来た次第。夏の間に良い思い出になる旅行ってのもしたかったし。
さて、下田は遠いです。私のこれまでの日帰り舞台探訪圏の中では直線距離で一番遠い。朝の新幹線で熱海まで行ってそこから伊豆急のリゾート21に乗る事にしました。言うまでもなく夏色キセキラッピング電車に乗る為です。
熱海の1番ホームに夏色キセキラッピング電車が入線して来ると胸が高まりますね。さらにこの電車は伊豆急線に入ると夏海達のアナウンスになります。伊豆急下田に到着する時のアナウンスはこんな感じで、これはもういやが上にも気分が盛り上がります。と言う事で、下田に行くのには夏色キセキラッピング電車がお薦め。熱海の入線の時から待ち構えるのなら丁度接続の良いこだまよりも1本前のこだまがいいです。
夏色キセキは1クールを通して下田のかなりの場所が登場するので範囲が広いです。大きく分けると以下の様になります。
1.駅前地区
2.商店街・ペリーロード地区
3.下田港地区
4.水族館地区
この他に飛び飛びで柿崎とか寝姿山とか鍋田湾とか田牛とか広範囲に拡がるのでスケジュールと行きたい場所を睨んで予め決めておきましょう。全部廻る、と言うのであれば現地に泊まった方が良いです。私の場合、院生時代に行った田牛のサンドスキー場と竜宮窟にはどうしても行きたかったので、レンタカーを借りました。あそこは公共交通で行くのは不可能に近いです。バスは一応ありますが。
1.駅前地区
駅前はあのローソンがあったり、下田から移動する時の拠点だったり、バスターミナルだったりするので沢山登場します。この下田駅の風景は第7話の冒頭、下田のお祭りでのど自慢大会をやった回です。
駅の東側で、乗車口のある方です。そんな訳でこれから下田にやって来る観光客の場面としては本当は降車口のある南側の方が相応しいのですが。
こちら側には足湯があります。これは第8話でこの話はこれからみんなで紗季の引っ越し先の八丈島を見に行こうよと下田を出る時の場面。駅前の開国の湯です。
駅の東南側にはバスターミナルがあります。これは第4話で紗季と優香が入れ替わり(夏海は凛子との入れ替わり)、紗季の姿の優香が水族館にデートに行ったのを追いかけようと優香の身体の紗季が走って来た場面。
水族館行きのバスが行ったばかりと言う事ですが、30分おきなので歩いて行くよりは次のバスを待ってもそう時間は変わらないでしょう。多分優香の身体じゃ水族館までのひとつの山越えは20分で歩き通せない気がしますw
みんなが愛用の駅前のローソン。これは第1話の場面です。
作画では手前の邪魔な電柱は省略されていますね。逆にベンチは無いですし、ベンチに木陰をもたらす樹木もありません。
駅前地区にはとうきゅうがあります。第8話で八丈島に行くにあたり4人が水着を買いに行った所。
ここには駐車場があるので1時間までは無料で駐められます。2000円以上の買い物をしたらさらに30分追加で無料。但し、都内とは違うので超過しても30分あたり100円しかとられません。残念ながら店内には食事が出来る所が無いので、食事で2000円を埋めると言うのは出来ません。
2.商店街・ペリーロード地区
駅前から小さい川を南側に渡ると商店街・ペリーロード地区になります。
第2話では優香と凛子がお石様にうっかり願ってしまった事で夏海と紗季がくっつちゃって、二人で優香と凛子を追いかけます。これがこの商店街・ペリーロード地区を走り回るのですが、これを全部探すと大変ですw
郵便局の近くにあるハリスの足湯はこの第2話以外でも何度も登場しますが、これは第2話。
辛うじて見えるかと思いますが、街灯には夏色キセキの飾りが付いています。
第5話で優香がフォーシーズンの最新アルバムを注文したCDショップ。
優香「私、フォーシーズンの最新アルバム買ったですよ。店頭購入特典のポスターが欲しくてお店で買ったですよ。したら何ですか、フォーシー関係ないアニメのポスターですか。びっくりですよ(以下略」
この場面は優香が風邪をひいてしまって、凛子がポスターを再度引き取りに行く時のもの。
商店街をさらに南下するとペリーロード地区となります。
PVで登場した土佐屋。
第4話で水族館に行くバスが渡った橋。
見えている古民家は草画房と言うお店です。バスが何気なく走っていますが、この付近の道は狭いんです。
この先をさらに東にペリー艦隊来航記念碑を通り過ぎた先に開国記念碑があります。海岸からはかなり坂道を登った所ですが。
ここが何度か登場するのど自慢大会の場所です。
この絵は第2話で夏海と紗季が優香と凛子を追いかけて辿りついた場面。
街中を走ってここまで来るのはかなり大変ですよ。夏海と紗季はテニスで鍛えてるから大丈夫かもしれませんが。
随分端折ってはいますが、記事的には随分長くなりました。
下田中心部編はここまで一旦区切りとして、次は舞台探訪・夏色キセキ・下田周辺部編になります。