氷菓・第2話
古典部の部室に来てまったり過ごす奉太郎。嫌じゃない相手とならこう言う空間があってもいいかと言う思いだが、えるはそう簡単ではありませんw
何もしないで部室で時間を過ごすのは非生産的だと言いだし、何か古典部らしい活動をしたいと言う。だったら、更級日記でも読み合わせしろよと思うのだが、全然古典部と言う名前に関わろうとしない。いや、嘗ての古典部の活動では毎年学園祭で文集を出していたのだからそれを出そうと言い出した。姉からの言付けもあって、そう言う過去にずっと行われていた事には割合同意する奉太郎。
でも何を書けばいいんだと言う事で、バックナンバーを探す事になった。ああ、面倒くさそうに。
奉太郎のこの時の「えー」がもの凄く面倒くさそうだったw

ところが部室にはそれらしい物が無い。だったら図書室に行ってみようと言う事で、図書室に。ここで伊原摩耶花登場。どうも奉太郎とは天敵の様な関係。でも後から判明するが、摩耶花は里志の事が中学の頃から好きなんだそうだ。これ、どこまで今の設定を信じて良いかはちょっと疑問。ひょっとしたら要素も感じる。
今回の謎「愛なき愛読書」はこの図書室にあった。「神山高校五十年の歩み」と言う、見栄えはするがでかくて重くてしかも中身に使い道があまりなさそうな本がこのところ五週間続けて金曜日の昼休みに借りられて金曜日の放課後に返される、と言う謎だ。借りてはみんな二年生の女子。
里志に焚きつけられ、えるはいつもの調子で「わたし、気になります」と奉太郎を巻き込む。えるの奉太郎巻き込み能力は異常w

さて、みなさん、今回の謎はどう言う物だと思いました?
私は二年生の女子の間にある種のおまじないが流行っていて、毎週金曜日の午後に学校史の本を使ったおまじないをすると願いが叶うとか、そんな感じかなと思った。午後の授業が始まる前に借りて、そのままおまじないの形を崩さずに放課後まで保全しておけば叶うと言うもの。まあ、ちょっと無理がありますがw
奉太郎は午後の時間帯では休み時間に使うには時間が短すぎる、だから授業中に使われたのだろう、借りた女子はクラスがバラバラだから体育とか美術・音楽の様な授業で必要なのだろう、そして本からはえるがかすかにシンナーの様な臭いを感じた、と言う事で結論を導いた。当初は真相はどうでもえるが納得すればそれで良いと考えていた奉太郎だったが、辿り着いてみれば学校史の本を抱えた人物が美術室にいくつもあった事からこの推理はきっと正しいと言う事になる。

かくして摩耶花が舌を巻いて悔しがる程に鮮やかに謎を解いた奉太郎だったが、肝心の文集のバックナンバーは図書室には無かった。もういいから、バックナンバーを気にしないで和歌集を作っちゃえよ、古典部なら。
ところで学校史のこのページ、昭和47年の所。

日本専売社じゃなくて、日本専売公社だよね。学校史がリアルに脱字があるぞw
田中首相が日中国交正常化をした年なのだが、あの時は私は国府を捨てて中共に走ったのを怒ったなあ。まあ今考えれば仕方ないと言えば仕方ないのだが。

