ギャラクシーエンジェル ア・ラ・カルト・第1回
ギャラクシーエンジェルの第1期第1話と第2話。東京の地上波では初登場。初出は11年前の平成13年にアニマックスで放送された。私が初めてGA(ここではGAは芸術科アートデザインクラスではない)を見たのは第2期のテレ東放送から。引っ越して新居で最初に見たのがそれで、滅茶苦茶衝撃を受けて、以降10年間もコミケでGAサークルをやっているw そうか、GAサークルやって十年なんだ。
ちなみに、これは先の冬コミで出した15冊目のGA本の一コマ↓
さて第1期は第2期以降の地上波版とは若干違いがある。テレ東規制に配慮して、フォルテと蘭花の胸元に肌が見える。蘭花はそれに加えてへそ出ししている。
取り敢えず私が描く絵は原典版を尊重して第1期の絵。第1稿は重要だよね(どこのブルックナーだ)。
第1話の「リゾート風幸運包みエンジェル仕立て」の段階ではミルフィーユが未だ喫茶店のバイトをしている。これが新谷良子さんのデビュー作。だから新谷さんが今よりちょっと棒(ちょっとw?)しかしそれを言うならもっと衝撃的なのはミントの沢城みゆきさんで、既にプチ・キャラットのぷちこでデビューをしているとは言え、このミント役では今からは想像も付かない様な初々しい声優演技。多分、未視聴の人はこの為だけでも今回のGAを見る価値があるだろう。
GAの主役は設定上は(設定上はw)ミルフィーユなので、第1話と第2話で大いにミルフィーユのラッキーが強調されている。とりあえず私も話を描く時はミルフィーユのこの特長ははずさない(て言うか、それしか描く能力がないと言うか)。
それにしても11年前ともなると絵コンテの雰囲気がやはり一時代以上前の雰囲気が強い。と言うか、放送が始まった瞬間に「画面せま!」って思った。この時代は4:3なんだよねえ。でも絵は現代の作画と比較しても遜色が無い。この当時は未だセル画なのだが。
第2話の「ギャンブルポワレ ミルフィーユソース」で漸くミルフィーユがエンジェル隊に入隊。
そんな訳で、エンジェル隊の中ではミルフィーユが一番後輩なのだ。ヴァニラやミントよりも。
第1期のこの序盤の頃は後年のGAの馬力が未だあまり感じられない段階だが、雰囲気は出ていると思う。
4月は第1期のア・ラ・カルト4回で終わらせるなら、5月と6月かけて第2期をやってくれないかな。