モーレツ宇宙海賊・第1話
私掠免許を持った私掠船が宇宙に出現した時代。まるで16世紀以降のイギリスの話みたいですなw
そんな訳で、タイトルに宇宙海賊とかあったのでハーロックみたいな話(実際、合い言葉はハーロックでしたがw)なのかと思ったら、一応政府公認の免状のある宇宙海賊の話だった。
「普通の女子高校生」の筈の加藤茉莉香の所、ある意味では母の梨理香の所にやって来た喪服の二人はその海賊船弁天丸の乗員で「正統な後継者」である茉莉香を船長として迎えに来たのだった。弁天丸の船長は世襲で直系子孫じゃないとダメなんだそうだ。茉莉香の父親のゴンザエモン加藤芳郎が船長だったから唯一の後継者は茉莉香と言う事になる。サリカ法は効かないのか?w 母親はそんな事を全然話してなかったんだけどね。
お断りしますな、茉莉香ではあったが、搦め手から攻めてきたのかやって来た二人の内の男の方、ケイン・マクドゥガルが担任教師として潜入。一緒にどう見ても茉莉香目当てとしか思えない転校生チアキ・クリハラが入って来たのでてっきりケインの仲間かと思ったが、こちらは別組だったのか。
どうも私掠免許が世襲制でレアモノならしく、茉莉香のバイト先の喫茶店にいきなり場違いな客が集まる。その挙げ句に母からの連絡を騙るヤツが出現。こいつは多分誘拐目的なんだろうなと思ったが、「普通の高校生」の茉莉香があっさりひっかかりそうになる。が、そこに気がつくチアキ。閃光弾を撃って茉莉香を連れて脱出。
と言う訳で、序盤は茉莉香を狙う連中とのゴタゴタがありそう。そのうちに茉莉香は弁天丸の船長におさまって、次第に能力を開花させて行くって流れかな?冒頭で操船術の才能を見せていたから。