夏目友人帳 肆・第1話
夏目友人帳第四期。いつもどおりの夏目友人帳であります。
小物の妖怪を助けてやったと思ったら、それは夏目を誘き出す罠で、猿面の妖怪達に囲まれて友人帳を奪われそうになる。ここはニャンコ先生の力で助かったものの、いつもと違ってタチの悪い妖怪に感じた。
今度の土曜に流星群を見ようと笹田達と約束していた夏目だがこの調子だと危ういと考えて田沼と多軌には万が一の時は西村達をよろしくと言っておく。妖怪が見えない西村達にはこの事で心配をかけたくない夏目が、もう知っちゃった田沼達にはそっちの方(事情を知らない方)を頼んだ訳だ。
そんな時にあの猿面の妖怪が学校にまで出現して力づくで友人帳を奪おうとする。
こりゃ、西村にはえらく不思議に見えたろうな。
結局夏目は東方の山の森に連れて行かれる。これが今回のサブタイの「とらわれた夏目」になるのか、これじゃ流星群を見る約束も覚束なくなるんじゃなかろうかと思ったら事態は別の方向へ。
東方の山にはあの的場の拠点があり、逃げ回っている夏目を追った猿面の妖怪も的場に絡め取られてしまう。そして猿面の妖怪から逃げる為に的場の屋敷に入ってしまった夏目も的場の式神に囚われる。
とらわれる、ってこっちかよ!
的場に囚われた猿面の妖怪の言い分を聞いてみると、的場に荒らされてしまった山を元に戻す為に友人帳を手に入れてお頭様に渡そうとしていたらしい。そもそもの原因は的場一族だったか。
妖怪より怖いのは人間だったでござるの巻。
と次回へ続く。