僕は友達が少ない・第11話
そう言えば遠夜駅前の神社で夏祭りがある。言ってみただけ。(by夜空)
星奈は興味を示すが、夜空はあんな人混みはまっぴらだと速攻で拒絶。理科も夜空に同意。有明で行われる祭で酷い目に遭ったそうだ。
おい、誰かいるぞ。
小鷹は夜店のタコ焼きの思い出を語り、以前大阪に住んでいた頃に行った店が美味しかったと言う。九州の他に大阪にも住んでいたのか。その話から小鳩、マリア、幸村がタコ焼きを食べたいと言い出したので、一緒に夜店のタコ焼きを食べに行こうかと言う話になり、星奈も行ってみたいと言うので、じゃあ5人でと言った所で夜空と理科が慌てて行きたいと言う。タコ焼きの為に。
小鷹はそう言う台詞を額面通りに受け取るんだよね。タコ焼きは口実に見えるが。
例の高崎駅前駅前で待ち合わせをして落ち合ったものの、小鷹・小鳩、そして夜空は浴衣ではなかったので商店街の呉服店で浴衣をレンタルする事にした。夜空は拒否したけど。この時に、小鷹が夜空の長い黒髪は浴衣に似合いそうだなーと繰り返し言っていたのはこの後の展開に関係があったのか。
さんざんタコ焼きを食べて満足した夜空はもう帰ろうとする。あながちタコ焼きだけが目的と言うのは嘘とは言い切れなかったか。みんなで行く祭に参加出来てタコ焼きも食べたらさっさと帰るつもりらしい。ここはうまく星奈が煽ったおかげで夜空も夜店のゲーム勝負する気になった。
二人とも金魚すくいした事なかったのか・・・
星奈が一気に10枚買ったのは金にあかせて連続使用でもするのかと思ったら10枚重ねかよ。そりゃ無茶な。店主に追い出されるだけで済んで良かったな。その後も二人は行く先々の店で迷惑をかける。こう言う辺りが友達が出来ない点なんじゃないか。
理科の射的は凄い。どう考えても固定してあった筈の的wを倒してしまい、ゲーム機を捕獲した。
手に荷物が一杯になったところで引き上げようとするが、ステラの迎えはすぐに来そうもないので、手に入れた花火に興ずる隣人部。よくもまあそんな花火をする様な空間があったものだ。バケツまで買って来るし。とてもよい雰囲気で花火が終わったはずだったが・・・
夜空の「綺麗で長い黒髪」に火が燃え移っていた。何度も打ち上げ花火が終わったのか確認に行った時に移ったか。慌てて小鷹が花火を消したバケツの水を夜空にかけたが、散々の様子でひとりで帰る夜空。
この作品は多くの回で最後に夜空か星奈が寂しい姿で終わるよね。
実は結構その演出が心に残る様になっちゃったんだけどw
しかし、今回はここで終わらない。
その後、夏休み中はとうとう部活に来なかった夜空だが(誰もメールしてやらなかったのか)、始業式の日に遅刻寸前で教室に入って来た。あの長い髪をばっさりと切って。
ここで漸く小鷹が思い出す。あの幼い頃に名前を呼び合った友達「そら」が夜空の事であったのを。
最終回近くまで隣人部の中では一番の性格の悪いキャラとして描かれた夜空が幼馴染みフラグをひっさげてクローズアップされたが、最終回でどう転ばすんだ。