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マケン姫っ!・第12話・最終回

あくまでタケルの潜在能力を見出そうと言う乙媛は前回の春恋襲撃に続いて今度は春恋拉致。ところで天日学園最強の女はどうしてこう易々と拉致されたんですか?

春恋が未だ学園に来ていないとコダマから聞いて一緒に校内を探すタケル。例の薬で操られたと思われる生徒を通じてタケルひとりで春恋を救いに来てみろと言う。行ってみれば前回いきなり登場の桔梗が待ちかまえていて、最終回恒例の何の為に強くなりたいかの問答集。普通に戦えば川神百代みたいな趣味で「強い相手をご所望」の桔梗にタケルが敵うはずもない。

しかし、春恋を助けたいと言う思いが重なって怒りのスイッチが入ったらその状況も変わると見ている乙媛。

スイッチが入るって、この事ですね、分かります。
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学園に八岐大蛇のなんたらが隠されているのをカミガリが探しているとか以前言っていた様なきがしたが、どうもそれっぽいエレメントを口から吸い込んで強大かつ凶暴になって行くタケル。これぞ桔梗お姉様の望んだ対決相手と思ったら、あっさりそのタケルを逃がしてタケルは学園を破壊する勢いで迫る。このままだと学園の破壊もそうだし、エレメントを吸いすぎたタケルが内部から破裂しかねない。何とか正気に戻すにはとてつもないショックを与えるしかないとご丁寧な解説の姫神さん。

そんな事が出来るのは誰だ、と言う場面で、乙媛の所からVENUS部隊によって助け出された恋姫が参上。VENUS部隊、あんたらどこに行っていたんだ。VENUS部隊は夏休みまでマケンキに入る、確かそう言う話はあった。じゃあ前回の夏合宿は夏休みだからもうVENUS部隊は居なくて、今回はタケルと春恋の危機にはせ参じたと言う訳か。どうやってそれを知ったかって?それはカミガリ頭領の大和王建が乙媛のやり方はやりすぎで天日学園そのものを破壊しそうだから止めろと言ったかららしい。相変わらずVENUS部隊の立ち位置がよく分からんのだが、ともかくそこまで行間を読んで理解しろって事ですか・・・いや、描写足りなさすぎだろ。

タケルのエレメントの咆吼も、春恋の渾身の斬り込みで正気を取り戻させる事に成功。イナホがタケルにプレゼントしたXが寄与した様だが、どんな意味があったのかよく分からない。

これだけ激しいぶつかり合いだと、当然その後はタケルにラッキースケベな状況(ラッキー?)が出来上がっている筈で、それはまあそんな感じにもなっていたが、もうちょっと春恋の格好は危ない姿にならなかたのか?w
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おっかけでやって来た桔梗だが(遅いよ、何やってんの)、マケンキの面子が勢揃いで抵抗を示したのを見てここは一旦引き下がった。

結局、今度は容赦しないよって捨て台詞みたいな退場ですか、桔梗さん。


マケン姫っ!って作品の最大の問題は話の内容、組立だったんじゃないだろうか。何回も書いた気がするが、設定と矛盾していたり説明が無かったりどうしてこう言う脚本になってるんだろう。原作からこうなんだろうか。最終回で先生方初代マケンキの写真も出てきたが、去年まで女子校だった天日学園に男子生徒の制服で在学していたらしいと言うのが全く説明がつかなかった。
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カミガリの位置づけも不明だし。最後の回でイナホが春恋にだけはタケルを譲ってもいいみたいな気持ちになってるのも不自然だった。もうちょっとどうにかならなかったのかね。

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