僕は友達が少ない・第12話・最終回
最終回が普通にOPで始まるアニメは名・・・
おい、SEだらけになっとるぞw
なんと、夜空の一発逆転劇。
小鷹が転校して来た時から、あの幼き頃に「友達」としてつきあった「タカとソラ」のタカであると分かった夜空。しかし小鷹が夜空の事に気がつかなかった為に、それとなく何度も近くを歩いて気づかせようとした。いやあ、そりゃ無理だろw でも確かに一歩を踏み出せないタイプはそれぐらいしか出来ないと言うのも分かる。
花火で焦げたのが髪の毛の先だけだったのにばっさり切ってしまった夜空に小鷹は何故だと問う。
夜空「夏祭りの夜・・・」
小鷹「でもあれは先っぽ方、ちょっとだけだったろう」
夜空「お前が頭か思いっきりぶっかけたからだ!」
あ・・おいw
夜空「髪を洗ってもなかなか落ちないし、変な臭いもついてしまったし」
ああ、これは絶対周囲から勘違いされるなと思ったら「白い液体」と言う尾ひれまでついてしまったw
それにしてもちゃんと第1話の頃から小鷹を見る夜空の動きはあった訳だ。いじらしい夜空が最終回で炸裂と言いたい所だが、ここまで性格が悪く書かれすぎたからなあ。しかしこう言うシリーズ構成はありだろう。原作はどうしてるのだろうか。アニメはここで一区切りつけると言う意味でこの様な構成を組み立てたのかも知れない。
結局、夜空が髪を切ったからと言っていきなり小鷹と夜空があの頃の「タカとソラ」の関係に戻れる訳ではない。が、隣人部でこれまで星奈から比べたら付き合いにくそうだった夜空が一気に近い物になった。小鷹はどうしたらいいんだ、と言うのはこの先の話。
しかし理科も幸村も髪を切った夜空の事を全然分からなかったのに星奈は全く問題なく理解していた。
日頃からいがみ合ってる仲は違うなw
理科が髪を切った夜空の素性をあれこれと妄想している時に星奈がニヤニヤしながらゲームに勤しんでいたのは理科の妄想を暴走させておく為か。
色々もう一歩物足りない出来映えではあったが、はがない、好きな作品だった。
前回も書いた様に、最後の場面で夜空や星奈が寂しそうな状況を見せて終わるのが随分心に残った。端から見たらどう考えても友達同士にしか見えない隣人部の面々が楽しそうに部活をしつつも、友達作りが苦手な部員がそうなりきれない寂しさに惹かれるものがあるのだろうか。