まよチキ!・第12話
事実上の最終回。「最終回ぽい話も済ませた事だし、次回はごらく部合宿に全員集合」と、こう言う感じですな。
奏お嬢様に怪我をさせてしまった事で執事失格の烙印を押されたスバル。お嬢様の執事をする事が人生目標だったスバルが執事を奪われて傷心のまま飛び出す。それを追う近次郎だが、どこに行ったのかは分からない。しかしあそこではないかと行った先が第8話でスバルと一緒に花火を見た神社。
スバルはやっぱりそこに居た。
その時に泊まった「とある海辺にある温泉旅館」に近次郎はスバルと泊まる事になる。
夜遅くなっちゃったしね。ちなみにこの「とある海辺にある温泉旅館」は青森県五所川原にある斜陽館だそうで、よくもまあここまで聖地巡礼した人がいるものだw
旅館の女将はスバルの事情は知らないので二人を一緒に部屋で泊まらせるが、旅館に若い男女が二人っきりって、近次郎があの体質でないとどうなった事やらw
とりあえずこれでスバルが帰るのはいいのだが、かと言って執事失格が解消された訳でもなく、涼月家の執事近衛スバルでは学校に復帰できずに小鳥遊ぷにゅるで転入。執事の目標を失ってこのままでいい訳がないと近次郎はある手をうった。
スバルのファンクラブでありながら対立していたS4とスバル様を温かい眼差しで見守る会に頭を下げてスバルの執事復帰署名活動を開始した。対立し、しかも近次郎をよく思っていない二つのファンクラブもこれには同調して全校あげての署名が集まる。かくてスバルは執事復帰。
ああ、これはうまく最終回をまとめたなあ。終わり方は結構綺麗だった。
それなのにシリーズ全体の微妙感は何故なんだろう。スバルと「次郎」の距離感とか奏お嬢様と「次郎君」の距離感とかそう悪くもなかったのだが。肝心の近次郎が微妙だったのかな。やはり主人公は重要だと言う事か。
まよチキで記憶に残ったのと言えば、転ぶだけでシャツからブラから何もかも外して胸に触れるラッキーを通り越してゴッドスケベの近次郎とか、そう言う大事な場面になると「最近インターネット上での・・・」と言う嫌がらせテロを流した事だろうかw