色紙戦略
部署を異動する人に色紙を贈ると言う話はよくあるかもしれない。しかしえてして色紙は一人づつ回っている間にやたらと時間がかかったり、ひとによって書くスペースが大きく異なって書ききれなかったり、書ききれないのは未だいいとして余白だらけになったりして一体どうした物かと言う事が起きる。これはもうずっと以前からそうだった。
今回割合大きなグループの中から異動する方がいて、名刺大のカードが渡された。このカードにみんな一人一枚好きな事を書いてそれをファイルして渡すのだそうだ。ああ、なるほど、これは合理的な方法だ。時間は一人分の時間だけで済むし、場所が無くて書けなくなるとかもない。
が、
書く内容が浮かばない時は一体どうしたらいいんだ。
先ほど「大きなグループ」と書いたが、総勢が結構な人数のグループから異動で出て行く人なので何となく名前と顔を知っている程度であまり存じ上げない人なのだ。これが従来の色紙なら片隅に「異動先でも頑張ってください」とか一言で書けるのだが、名刺サイズに何を書けとおっしゃいますか。
悩んだ挙げ句に今期一番キャラの立っている帽子様に登場願う事にした。
会社内では私は絵を描く人と言う事はもうそこそこ知られているので、トンでもない絵が描かれていてもそうびっくりしないだろうと。
かくて残りのスペースに一言何か書く訳だ。
これは明日会社に行ってから書こう。